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60歳定年後の出来事 (①) やり残したこと

学生からすぐに就職して一つの会社に勤めてきました。
仕事、プライベート共に良かったことはあまりなかったけど、定年まで何とか生きてきました。
この世は苦しいのが常、たまに良いことがあると嬉しいもんです。

『男はつらいよ』の中にこんなやり取りがあります。
満男「人間は何のために生きてんのかな」
寅「難しいこと聞くな・・・何と言うかな、あー生まれてきてよかったなぁって思うことが何べんかあるじゃね。
そのために人間生きてんじゃねえのか。そのうちお前にもそういう時が来るよ。ま、頑張れ」

そんな中で面白かったと思える時期がありました。
ゲームが好きでしたのでNEOGEOで「KOF'94」「サムライスピリッツ」を遊んだり、PCエンジンは「イースⅠⅡ」やシューティングにのめり込みました。
また、クルマのGOLF GTIに乗っていた頃は、パイオニアのカロッツェリアを積み、音場補正した音楽を聴きながら走るのは最高でした。
音場補正すると音楽はこんなにクォリティ高く聞こえるんだと知りました。
セッティングや機材に凝るよりも音楽や映画は音場補正して聞く方が良いと今でも考えています。
コンパクトな、走って楽しい車が欲しいです。にしても車の値段は上がりましたね・・・。

亡くなるときにどんな後悔をするのか、大津秀一著の「死ぬときに後悔すること25」から亡くなった1000人が遺した後悔を引用してみます。

1.健康を大切にしなかったこと
2.遺産をどうするか決めなかったこと
3.夢を叶えられなかったこと
4.故郷に帰らなかったこと
5.行きたい場所に旅行しなかったこと
6.美味しいものを食べなかったこと
7.趣味に時間を割かなかったこと
8.会いたい人に会わなかったこと
9.自分の葬儀を考えなかったこと
10.やりたいことをやらなかったこと
11.人にやさしくしなかったこと
12.心に残る恋愛をしなかったこと
13.結婚をしなかったこと
14.子供を産み育てなかったこと
15.子供を結婚させなかったこと
16.悪事に手を染めてしまったこと
17.たばこをやめなかったこと
18.感情に振り回された一生を過ごしてしまったこと
19.自分が一番だと信じて疑わず生きてしまったこと
20.死を不幸だと思ってしまったこと
21.神仏の教えを知らなかったこと
22.生前の意思を示さなかったこと
23.残された時間を大切に過ごさなかったこと
24.自分の生きた証を残さなかったこと
25.愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

私はこの中の相当数に該当しています。

家族からのアドバイスを受けて退職後に1年ほど自由な時間を持ち、1年間に資格を2つ取る、遠出をする、帰省して親と会ったり旅行する、気になっていた飲食店に行く等、フルタイムで働いていたらできなかった人生の宿題を消化し始めました。
60歳定年時に再雇用されたり、再就職したりして、時間を会社につぎ込む生活に入っていたらリタイアした頃には遠出をする体力も気力も削られて自由が効かない体になっているかもしれません。
また、最近の夏が暑く、母親が夏を越せないかもと思ったと家族は言ってましたが、5年後の65歳まで会社員生活やっていたら、今までと同じくろくに帰省をせずに親と話す時間がないまま、永遠の別れになってしまっていたかもしれません。
両親の生きている間に親孝行をするほうが良いですし、いつか、いつかと先延ばししていると機会を失ってしまうでしょう。死んだ後に立派な墓を建てても親孝行にはなりません。それは自己満足です。
毒親は距離を取って会わないほうがいいでしょうけど・・・。

今の世はキャリアという言葉が持てはやされ、社会の役に立つことが人間としての価値のような言い回しが多いのですが、背筋がぞわっとします。
自分がやりたかったことは何ですか?
本当の自分を大事にしましょうよ。
自分をもっとも大事にしてくれるのは自分ですよ。

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