通勤途中で見つけた芸術作品
いつもの通勤途中。
ふと目に入ったのは、
朝日にきらりと光る糸らしきもの
蜘蛛の仕業か毛虫の仕業がわからないけど
よく見ると、
なんとも見事な造りだ。
木に覆いかけるようにいくつもある。
「まさか1匹で作ったわけじゃないよな」
と思いながら見入ってしまう。
芸術と呼ばれるものは世の中にたくさんあるけれど、
虫たちも芸術作品を作ろうとしているわけではない。
ただ生きるために、
ただ今日を過ごすために糸を張る。
それなのに、
人はそこに美しさを見つける。
そしてもう一つ。
会社の近くでは、
8月にオープン予定のアパホテルの工事が進んでいる。
足場が外れ、
外構工事の真っ最中。
きれいにならされたコンクリートの面を見ていると、
こちらも思わず見惚れてしまった。
職人さんにとっては日々の仕事。
でも、その仕上がりには
確かな技術と美しさがある。
蜘蛛の巣も、
コンクリートも、
どちらも誰かに褒められるためではなく、
役割を果たすためにつくられたもの。
それでも人の心を動かす。
そう考えると、
世の中は芸術作品だらけなのかもしれない。
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