「相方が懲罰で消えた・・・?」受刑者日記10
衛生係になって1週間。
早くも事件が起きました。
ちなみに、衛生係で起きる事件は、ほとんどが部屋の中の人からお菓子をもらったり...など、拘置所で拘禁されている人とのやりとりです。
そんなことをしたら1発で懲罰ですが
お菓子などが買えない受刑者である衛生係の中には、お菓子が買える、まだ受刑者でない人からもらってしまう人がいるそうです。(そうまでしてお菓子食べたいですかね・・・)
本題です。
衛生係は基本的に、2人1組で1フロアを担当します。
私の相方さんは、ひと回りほど年上の方で、配属されてからは毎日いろんなことを教わっていました。
そうして過ごすこと1週間、突然、しかも業務中の昼前頃に相方さんが消えました・・・。
最初は体調が急に悪くなった?とか考えていましたが、結局なにも説明されることがないまま、帰らぬ人に・・・
まだ教えられてないことも多く、しかも2人で作業しても時間いっぱいの毎日だったのに、衛生係は1人となりました。
なんとかその日の作業を終え、部屋の人などに話を聞くと、どうやら相方さんは「調査」になったと。
「調査」とは、受刑者が規則を破った時などに
「調査」期間が設けられ、その「調査」を経て、懲罰になるか否かが決まります。
調査は2週間ほどかかり、相方さんが白ならすぐ戻ってきますが、黒ならしばらくは1人のまま作業するしかありません。。
何をしでかしたのか、詳しくはわかりませんが
同部屋に悪いことをしていた人がいて、その人に巻き込まれたのでは・・・?と思われています。
共犯だったらOUTです。
「調査」から「懲罰」になると、仮釈放に影響します。
また、類なども下がります。調査になったら、テレビのない部屋、食事の量も減ります。
1番問題なのは、仮釈放が長引く、類が下がって面会や手紙の回数が減る、など外で待ってくれている人を裏切る行為になるということです。
言い方は悪いですが、身近で実際に経験できて、良い反面教師となりました。
相方がいなくなってから、嫌でもやらないといけないですし、まだ教えられてないとかも言ってられません。
ただ、最初の日を除いて、職員さんもかなり助けてくれたり、「1人でよく頑張っている」など、励ましの声もかけてくれます。
こっちは何も悪いことしてないのに、巻き込まれた形ですが、トータルで見れば自分の成長にもつながり、真面目にやるだけで職員さんからの評価も上がるので、プラスですね。
相方さんが懲罰にならず、戻ってくると信じてやり切ります。
ただ・・・、慣れない作業、動きの連続と、配色の際の姿勢など、さまざまなな疲労の蓄積で、腰が大爆発しそうです。
相方は無事戻ってくるのか、腰は無事なのか、次回の日記を乞うご期待です。
