「移送先が決まりました」受刑者日記8
いつも通り、洗濯ばさみを組み立てていると、面接の知らせが。
言われるがまま部屋に入ると、服に金線の入った、位の高い人が5人もいました。
これ以上ないくらい姿勢を正していると
「当所で働いてほしいから、そのための面接をします。」 と。
つまり、刑務所へ行くのではなく、拘置所でそのまま働く「当所執行」に選ばれました。
当所執行は、裁判が終わって、受刑者となり、刑の種類や生活態度を職員がみて、初犯かつ問題を起こさない人、身元引受人や帰住地がしっかり存在する人が選ばれます。
一部の職員さんが言うには「エリートコース」らしいです笑
仮釈放も、刑務所より拘置所の方が優遇されますが、それでも4ピン(刑期の4分の1を残して釈放)より早いことはあまりないそうなので・・・
3ピンはこの世に存在しませんね・・・。
ただ、受刑中にルールを破って懲罰を受ければ、仮釈放の審査に大きく響きます。
実際に、拘置所に選ばれたとはいえ、元は全員ルールを守れずココに来ているので、守れず釈放がなかなかされない人もいるみたいです。
当所執行となり、その日に部屋移動となって雑居部屋へ...
一緒の日に執行された人と、先住3人の5人部屋になりました。
そして、早速工場の勤務へと向かいました。
一挙手一投足から厳しく見られていて、まず当然のごとく指先はビシッとまっすぐ、など外からここへ来て1発でできる人はいないと思います。
そして刑務官も・・・怖いです。
最初の2週間は、研修期間で、仮の配属として仕事をしながら、教育という講座を色々と受けたり、講座がないときは常に見られていますね。
ただ、最初に厳しくしてもらえないと、この先で苦労することになりますし、心を鬼にしてやってもらってるのが伝わるので、大きな注意もないまま、まずは2週間乗り切りたいですね。
朝は、体操や朝礼を新人が行うので、まずはその手順や読み方を覚えて、1度目はビシッと(?)(少し立ち位置をまちがえましたが)決めれたので、引き続き頑張ります。
作業は、15時頃に終わり、風呂、夕飯の流れで、ようやく部屋にテレビがつきました!!
いいですね、テレビ。
部屋があかるくなります。
ずっとラジオで聴いていたアーティスト映像とか最高ですね。
雑居ですが、掃除をこまめにやる部屋で、かなり清潔に保たれていて、いい感じです。
激しく先輩ヅラする人もいませんし、なんなら先に注意や教えてもらったことで、何度も刑務官に怒られるのを防いでもらってます・・・
と、こんな感じでようやく始まったな...!という気持ちですが、これからも拘禁刑の変化など、更新していきます。
