誰かに信じてもらえたから、自分を少しだけ信じられた
最近、リビングでぼーっとしてる時に母に急に言われたことがあります。
「あなた歌うまいんだから、歌やったらどうなの?」
その瞬間、すごく嬉しかった。
歌がうまいと思ってくれていたことも嬉しかったし、それ以上に、
私が歌をやりたいって思っていたこと、見抜かれた感じがしました。
自分の中にあったけど、自分でもはっきり言葉にできていなかった気持ちを、見つけてもらったような感覚でした。
でも、たぶん母は、少し心配していたんだと思います。
私は今まで、いろいろなことをやってきました。
「これをやりたい」と言ったと思ったら、急に違うことを始めたり、前に言っていたことをやめたり。
そんな私を見て、「大丈夫かな」と思ってくれていたのかもしれません。
そんな中で、母が「歌やったら?」と言ってくれました。
そこから母は、
「周りでバンドやってる人いないの?」
と具体的に聞いてくれました。
ただ「歌いいね」で終わらなかった。
バンドを組んだらいいんじゃないか。
大会に出たらいいんじゃないか。
曲も作ってみたらいいんじゃないか。
話しているうちに、どんどん想像が広がっていきました。
母が私の世界を広げてくれたから
「ああ、やろうと思えばいくらでもできるんだ」
そんなふうに思えました。
一人で考えていたら、きっと私は、
「でも実力がないし」
「お金にならないし」
「本気で目指すのは大変そうだし」
できない理由を探していたと思います。
今まで、歌をやることをどこかで諦めていました。
自分には実力がないと思っていたから。
「好き」と思う気持ちはあっても、本気でやるとなると、自分にはできないんじゃないかと思っていました。
周りから「上手いね」と言ってもらったことはあります。
でも、自分自身が本当に納得できていたのかというと、分かりません。
本気でやるなら、すごく大変だと思っていたし、一人で進んでいく自信もありませんでした。
でも、母に背中を押してもらったことで、少しだけ行動してみようと思いました。
今は毎日15分、ギターを触ることにしています。
今日でまだまだ3日目です。
一気に頑張るよりも、小さく始めて、続く形にした方がいいと思いました。
1日目にギターを触ってみて、以前少しやっていたこともあって、
「意外と、いつか形にはなりそうだな」
と思いました。
もちろん、まだ自信があるわけではなく、勇気が出ない気持ちもあります。
今回、母に言ってもらって気づいたことがあります。
自分よりも自分のことを評価してくれる人がいるんだということ。
自分では「無理かもしれない」と思っていたことを、誰かが「できるんじゃない?」と言ってくれる。
それが、こんなにも勇気になるんだと知りました。
あの時、本当に涙が出そうになるくらい嬉しかったです。
背中を押してもらえたことが嬉しかった。
そして、いつかは誰かに言ってもらわなくても、自分で自分を信じて進めるようになりたいと思いました。
今は、自信があるわけでも、覚悟が決まったわけでもないけれど、
15分ギターを触るという小さな行動から、自分の中にある「やってみたい」を少しずつ育てていきたいと思っています。
あなたは、自分の中にある「やってみたいけど怖い」と思っていることはありますか?
もし誰かが「やってみたら?」と言ってくれたら、どんなことに挑戦してみたいですか?
