夫のポンコツは、今日も期待を裏切らない
夫のポンコツエピソード、今日も聞いていただけますか?
早く帰宅した夫は気ままに、一人でランニングへ出かけた。
その帰り道、スーパーへ寄ったらしい。
その頃私は、家で2歳と0歳を見ていた。
しかもなぜか、こういう時に限って二人同時にうんちをする。
「よし、おむつ替えだ……!」
と意気込んだタイミングで、夫から電話がかかってきた。
「何か買ってきてほしいものある〜?」
のんきな声だった。
私は一瞬考えて、
「じゃあ、きび砂糖がなくなりそうだから、1袋お願いしていい?」
と頼んだ。
本当は他にも欲しいものはあった。
でも娘たちは泣いているし、下手にフルーツなんか頼むと傷んだものを買ってくる可能性もある。
だから、失敗しようのないものを1つだけお願いした。
以前、夫はスーパーに寄ったにもかかわらず、自分のお茶・卵・ブロッコリー・鶏むね肉だけを買って帰ってきたことがある。
(そう、夫は筋トレマンだ。←どうでもいい情報。)
その時私は、
「子ども2人を連れてサッと買い物に行くのは大変なんだから、スーパーに寄るなら私にも必要なものを聞いてほしい」
と伝えた。
だから今回、夫はそれを学んで電話してきてくれたのだろう。
成長。
夫は、私が喜ぶとすごく嬉しそうにする。(ちょっとだけかわいい。)
帰ってきたら、2歳の娘と一緒にプリンでも作ろう。
そんなことを思いながら、おむつ替えを終えた。
そして20分後。
玄関まで娘たちと迎えに行き、
「お買い物ありがと〜!」
と言った瞬間、夫は言った。
「うわ、やばい、忘れた」
ただいまより先に。
え、何を?
(頭の中では7割くらいの確率で買ってこないだろうなとは思っていた。)
「きび砂糖、買うの忘れた」
ほうほう。
まぁ急ぎじゃないし、大丈夫。
……今日は、なんでだろう???
私の顔に「なぜ」が浮かんでいたらしい。
聞いてもいないのに、夫が勝手に弁明を始めた。
「忘れる自分をわかってるから、先に全部カゴに入れて、それから電話したんだよ」
おお、対策してる。えらい。
――以前、1つだけ頼んだものを買えずに帰ってきたこともあった。
(←小さい子が頑張る『はじめてのおつかい』の方が上手だし、感動する。)
「で、きび砂糖の売り場に向かったんだけど、途中で玄米を見つけてさ」
うん。
「玄米食べたいなって思ったら、忘れちゃった」
そうか。
いやぁ、ポンコツだ。
1つでも買えない。
夫の成長の伸びしろは、まだまだ大きい。
毎回こうなのだ。
これだけなら笑い話で済む。
でも、ちょっとモヤモヤすることがある。
義母は、私に買い物を頼む時、メモなしで突然10個くらい話し始める。
しかも、
「牛乳は〇〇で」
「卵は△△で」
と、こだわりまでフル装備。
そのタイミングがまた絶妙に悪い。
娘と庭で遊んでいて、両手にシャボン玉と花を持っている時とか。
つまり、メモ不能。
全部、脳に直接ねじ込むしかない。
でも私は、ちゃんと全部買ってくる。
自分でもちょっと怖い。
頼まれる量はどんどん増えている。
私の知能と体力の限界を探っているのかもしれない。
でも正直、私の脳内には、
「いくつ言われたって買ってきてやるよ!」
という謎のイケメン男子が住んでいる。
いや、ただのプライドだろう。
ただ。
息子には絶対に求めないことを、嫁には求めてくる。
そこが、一番モヤモヤするのだ。
おっと、今日も毒が漏れ出てしまった。
読んでいただき、ありがとうございました!
