「12時になったらシンデレラの鐘が鳴るわぁ」と、あと5分で寝落ちした娘へ。
今日は、娘がプレ幼稚園へ行っている間に、お誕生日プレゼントを袋詰めした。
あれも喜びそう、これも好きそう。
そんなことを考えていたら、気づけばプレゼントが増えていた。
ひとつひとつ包装してもらうのは、お金も資源ももったいない気がして、我が家では何度も使い回しているプレゼント用の袋を使っている。
でも、開ける瞬間の「わぁ!」は大事にしたい。
だから私は、プレゼントを1つ袋に入れ、その袋をまた別の袋に入れ、さらにその袋をまた別の袋へ入れ……。
気づけば、マトリョーシカ方式のプレゼントが完成していた。
袋を開けるとプレゼントが1つ。
そして、また袋。
また開けるとプレゼントが1つ。
そして、また袋。
娘は何回「えー!まだあるの!?」と言ってくれるだろう。
そんな顔を想像しながら、最後はタンスの中へ隠した。
プレ幼稚園から帰ってきた娘が、開口一番こう聞いた。
「(長女の名前)のお誕生日サプライズ、準備終わった〜?」
……え?
もしかして幼稚園から家の中、見えてた?
本人はもう、誕生日が待ちきれない様子。
そして夜。
なんと娘は23時55分まで起きていた。
眠い目をこすりながら、
「12時になったらシンデレラの鐘が鳴るわぁ。
私は、3歳になるのよぉ〜。」
と、何度も時計を見ていた。
その姿を見ていたら、サンタクロースを待ちながら必死に起きていた子どもの頃の自分を思い出した。
(あの頃、親はこんな気持ちで見ていたのかな……。)
そう思うと、なんだか不思議だった。
0時まで起きていたら、その瞬間にプレゼントを渡そうか。
でも、渡したら興奮して余計に寝なくなるかもしれない。
夫とLINEで相談しながら、娘がどうなるか見守っていた。
結局、娘は限界を迎え、誕生日まであと5分というところで眠ってしまった。
あと少しだったね。よく頑張った。
これだけ夜更かしをしたから、朝はきっと大寝坊するだろう。
バタバタとベビースイミングへ行って、帰ってきてからプレゼントを開けることになりそうだ。
でも、それでいい。
待ちに待った時間も、きっと思い出になる。
そして、さっきまで私は部屋の飾りつけをしていた。
風船を膨らませて、フラッグを飾って。
昔はいくらでも風船を膨らませられた気がするのに、最近は数個で酸欠気味になる。
年齢を感じる瞬間だ。
3歳かぁ。
そして私は、今年で30歳になる。
娘のちょうど10倍生きている計算になる。
なんだかものすごく不思議だ。
小学生の頃、算数で「お母さんは子どもの10倍の年齢です。お父さんはなんちゃらかんちゃら….みんな合わせたら何歳で……子どもは何歳でしょう。」なんて問題があった気がする。
あの頃は、30歳なんてずいぶん大人だと思っていた。
でも、実際になってみると、案外そんなこともない。
気持ちはいつまでも10代のままだ。
それでも、こんなに愛おしい「3歳の怪獣」の母親をやっている。
今はきっと、主役の娘以上に、私のほうが今日を楽しみにしている。
3歳のお誕生日、本当におめでとう。
マトリョーシカの最後の袋までたどり着いた時、どんな顔を見せてくれるかな。
追伸
朝4:30に、「外が明るいわ!私のお誕生日会よ〜!」と起こされました。
