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世界一周旅行〜⑤マレーシア Day10・ジョージタウン〜世界遺産の街で盗難事件とカルチャーショック

 2026年5月30日土曜日、世界一周旅行開始してから60日目を迎えることができました。

 今日は、世界遺産であるジョージタウンを観光する予定でした。お店が10時ごろから開店するようなので、それまではホステルで身支度をしたりゆっくりと過ごしておりました。

 そろそろ部屋を出ようかと思っていたら、私の部屋がノックされました。🚪👀?


今回のお部屋


 ドアを開けてみると一人の女性が泣きながら立っていて、知らない言葉で何かまくし立てるように話しています。


 私が、英語で話すように言うと「パスポート」「ホーン」という言葉だけ分かりました。

 とりあえずどこの国の出身か質問するとインドネシアということが分かったので、翻訳機で会話をすることにしました。

 そしたら、彼女はインドネシア出身で、ドミトリータイプの部屋に宿泊していて、一緒にきた人にパスポートや携帯電話を持ち逃げされたとのこと。🫢

 家族に連絡を取りたいので携帯電話を貸して欲しいと言われました。

 とりあえず、電話回線はないことを伝えましたがWhatsAppで連絡を取りたいというので、目の前で使うことを許可しました。そして、彼女の状況を宿泊先のオーナーにもメッセージで伝えました。

(私はホステルの個室に滞在していて、しかもここはセルフチェックインなのでスタッフは常駐していません。)

 さてここから、私の異文化体験?が始まります。

 彼女は家族に連絡を終えて私は部屋に戻りました。そして、外出の準備をしていると、再びドアがノックされ力を貸して欲しいと部屋に来るように言われました。

 自分の部屋の鍵をかけて彼女の部屋に行くと、ボストンバックのチャックが閉まらないから、荷物を上から圧迫して閉めるのを手伝って欲しいとのことで、お手伝いしました。そして荷物の手伝いが終わると、彼女からまた連絡したいのでスマホを貸して欲しいと言われて目の前でかしました。

 しかし、なかなか会話は終わらず3人ほどに連絡をしています•••。20分経過したところで、私にも家族から連絡が来ていたので携帯電話を返してもらいました。とりあえず、ホテルの人は12時ごろにホステルに到着することを彼女に伝え、インドネシア大使館の住所と電話番号を書いた紙を彼女に渡して、携帯電話を引き取り部屋に戻りました。


 すると5分後に再度私の部屋がノックされ、昨日の夕食後から何も食べていないから食べ物を欲しいとのこと。

 私も手持ちのものは飴しかなったので、飴をケースごとあげることにしました。そしたら、再び携帯電話を貸して欲しいと言ってきました。

 携帯電話やパスポートが盗まれたなら警察や大使館に連絡することを提案しますが、彼女は盗んだ人はすでにインドネシアに帰っているかもしれないので、連絡しないと言います。

 彼女に携帯電話を貸したり、彼女から取り戻したりを繰り返しながら、彼女を一人で置いていくこともできずに2時間以上の時間が経っていました。


 そしたら彼女とは別のドミトリーの部屋に滞在しているグループの人たちがホステルに戻ってきました。インドネシア語がわかるようで、彼女たちが彼女のサポートをしてくれるというので、後はお願いして私はホステルを出ました。🙏


 ホステルを出発して街歩きをしながら、有名な飲茶のお店に向かいます。


 ジョージタウンはショップハウスが沢山並んでいました。マラッカよりもたくさんのショップハウスがありますが、綺麗に維持されている所もあれば、廃墟のようになっているところもありました。

 あと、街の中には壁にさまざまな絵が描かれていて、観光客の写真スポットとなっています。

アーネスト・ザカレヴィッチ氏作
(壁画と本当の椅子の組み合わせの作品)
マリリンモンローにも出会えます


ワイヤーアートの一つで、1867年に起きた「ペナン暴動(Penang Riots)」の歴史をテーマにした作品


 路地裏の壁などさまざまな場所にアート作品があるので、歩きながら見つけるのも楽しいです。

 また、マラッカと同じようにイスラム教やヒンドゥー教、中国などさまざまな寺院が街の中にあります。


アチェ・モスク
(灯台のような尖塔が特徴)
スリ・マハマリアマン寺院
カピタン・クリン・モスク


 アートを鑑賞しながら到着したこちらのお店で、本日の昼食を頂きます😋

大東酒樓(Tai Tong Restaurant)

 香港式というんでしょうか、カート式の蒸し器でシュウマイや飲茶などが運ばれてきて、欲しいものを選ぶシステムのお店でした。

 このお店は朝6時半からオープンしているので閉店が14時で、私が到着したのが13時だったので閉店前ということもあり種類は少なかったです。

 どれがいいのかわからなかったのですが、カートを押したおばさんオススメの2つをいただきました。

 シュウマイは豚肉の旨みとプリプリとしたエビの食感が美味しかったです。

 もう一つの黄色の餃子型のお品はフカヒレ餃子風の蒸し餃子でした。プリッとした餡の中に蓮根のようなシャキシャキとした野菜も練り込まれていて、とても美味しかったです。

ギョウザ型の中身

 2品いただいたところでまだお腹に余裕がありましたので、今度は店の奥にある自分で注文して受け取るカウンターに行きました。

 写真入りのメニューがあるので、注文は指差しで簡単でした。私は追加で叉焼包とエッグタルトを頂きました。

 叉焼包は生地の部分がフカフカで下が、餡には少し八角が入っていたようで私は少し苦手なので気になりましたが、それでも美味しく全部いただきました。


エッグタルトは口コミが良かったので注文してみたんですが、パイ生地がとても薄いせいか、少し粉っぽく感じました。でもほのかな甘いカスタードがのっていて、素朴なデザートといった感じでこちらも全部いただきました。

 あとで確認したら、人気なのはポルトガル風の焼き目のついたエッグタルトだったようです。

 お腹いっぱいになった後も街の中を散策していました。

交差点
ショップハウスの前の通路
ショップハウス一階の通路は繋がっています
可愛いタイルの通路
お土産やレストラン、カフェが多いです
白壁のショップハウスもありました

 外を散策していたら暑くなったので、ショッピングモールの中に避難しました。


 ベスト電器なんかも入っていて一通りぐるっとみて回った後で、地下にスーパーを発見したので明日の朝食などを購入して、15時30分ごろにホステルに戻りました。

韓国製品が多かったです


 ホステルに戻って購入した飲み物などを共有スペースにある冷蔵庫に入れようとしたら、例のインドネシア人の女性がまだそこにいました。

共有スペース


 どうやら、マレーシアにいる親戚が迎えにきてくれるとのことで、私も安心して部屋に戻ろうとしました。そしたら再び家族と連絡したいので携帯電話を貸して欲しいと彼女に言われて、迷いましたがその場で貸すことにしました。


 もちろん私もその場にいる状態なんですが、再び返してくれる気配がなく「もういい?」と聞いても「まだ」という返事で、結局30分くらい経過していました。どうしようかな・・・と思っていたら、彼女は私の携帯で、「Help me~ Help me~」と、自撮りの動画を撮影しだしました。😧


 「えっ!!??」と思い、「何してるの?」と質問しても、彼女は笑っているだけで何が起きているのか分からなかったので、すぐに携帯電話を返してもらいました。

 すると、マレーシアの電話番号の会社らしきアカウントに、自分は31歳で自分を雇って欲しいとメッセージを送っており、自身の写真と動画を送信していました。😨

 彼女に、「私は緊急連絡で家族と連絡を取るために携帯電話を貸したのに、私の携帯電話で勝手に企業などに就職の連絡を取るのは話しが違う!! 私の携帯電話はこれ以上は貸せない。」と伝えて部屋に戻りました。

 怒りというよりも、私自身も何かトラブルに巻き込まれてしまうような、恐怖心のほうが大きかったです。😣


 なんとなく、私のWhatsAppのアカウントから彼女がいろんなところに連絡をしているので、不安に感じていましたが、まさか雇用のメッセージまで送っているとは・・・。😥

 後日インドネシアについて検索してみたら、インドネシア人は他人と自分の境界線が曖昧で、「ある人がない人に分けるのは当然」といったような精神が根底にあるそうです。良く言えば自分にも他人にも「おおらか・寛容」、悪くいうと他人の迷惑を考えず「図々しい」と捉えられることがあるようです。


 もちろんインドネシア人みんながそうだという話では無いと思います。

 ただ今回は日本人の私からすると、他人の携帯電話から求人の応募をするなんて受け入れ難い行動だったんです。でも、日本人の感覚で最初に携帯電話を貸した自分も悪いんだと反省。とにかく何かトラブルになったらいけないので、彼女が連絡した番号やメッセージは念のため保管しておくことにします。

 私が部屋に戻ってから10分後に再び部屋のドアをノックされましたが、これ以上は対応しませんでした。今思うと薄情だったような気もしますが、やはり自分自身の身を守るためにも安易に携帯電話を貸したりしてはいけないなと反省。そして、ドミトリータイプのホステルでは貴重品管理をしっかりしようと思いました。





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