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12月20日(1997年) 印象の薄い年のあっけない終幕

ケッペル監督のこの年は、今思い返しても印象に残る試合の少ない年だった。敗れはしたが可能性を感じさせたリーグ開幕戦(対横浜M)、高木琢也のヘッド一発に沈んだ旧国立の対広島戦くらいか。アウェーでは勝てるのに、ホームでやたら負けていたので、印象が薄いのも仕方がないのかもしれない。

「守りを固めてカウンター」のオジェック監督から、「もう一段上へ」としてケッペル監督への交代が行われ、サポも「もう一段階上のスタイルへ」とシーズン前半は太鼓を自主的に無くし、声と手拍子だけの応援スタイルに挑戦した。プレミアリーグのスタイルを目指したものと記憶しているが、太鼓が無いと手拍子、チャント等が揃わずに応援のボリュームが下がり、シーズン途中に太鼓が復活となった。だが、サッカーの方は立て直しが効かず、サポを熱狂させるシーン・試合もなく、今思い起こせば、淡々とシーズンが進んでいった印象だ。

そんなシーズンの締めくくりの天皇杯。このG大阪戦も延長戦まで行ったのだから熱戦だった筈だが、何の記憶もない。記憶にあるのは、リーグ戦終盤から起きていた「監督交代」の声だけだった気がする。印象の薄いシーズンは、私の記憶の重箱を突いても思い出せるシーンの無い試合で、あっけなく終わってしまった。

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