練習方法論22 〜アメリカンノックを否定してみる〜
こんにちは!シュウです!
今日は、アメリカンノックについて考えます。
是非ご覧ください!
テーマ アメリカンノック
小学生年代から高校野球、場合によってそれ以上のカテゴリーまで幅広い年代で行われている練習ではないでしょうか。
この練習も、効果と効率性を考えた時に見直した方がいいのではないかと感じたので、私の意見を聞いて頂けたらと思います。
①効果
アメリカンノックで身につく効果を考えてみましょう。
1.走りながら捕球する練習になる
2.守備練習と体力強化を兼ねることが出来る
3.ボールを見ながら走るスピードを維持する練習になる
こんな所でしょうか。
これらの効果って、通常の一か所ノックでも全て代用可能ではないでしょうか?
アメリカンノックの特徴は、守備者が走り出してからノッカーが打つことです。
ですがよく考えてみると、試合の中で走りながら打者のインパクトを迎えるシーンはありません。
また、アメリカンノックの距離ほど長く走って捕球するシーンも試合の中ではありません。
わざわざ実践的でないノックの受け方をする必要があるのでしょうか?
実践的とは呼べないアメリカンノックをするくらいなら、むしろ通常ノックの方が効率がいいと思います。
以下でアメリカンノックの非効率性を語ります。
②非効率性
アメリカンノックの非効率性は、
1.ノッカーの打ち損じで球拾いに終わる確率が通常ノックより格段に高い
2.実戦的でない
3.打球に合わせて調整するため、ダッシュ効率も悪い
と様々な弊害が考えられます。
ノッカーの技術も非常に高くなければいけません。
私もノッカーとしてアメリカンノックを打ったことは何度もありますが、守備者の走力と走り出すタイミングに合わせていない所に打つというのは非常に難しく、簡単なフライになってしまったり逆に絶対捕れない所に打ってしまったり、慌てて打ってミスしてライナー系の打球になってしまうことも多々ありました。
絶対的なノックの技術を持つ指導者であればいいのかもしれませんが、それでも決して効率性の高い練習とは呼べないと私は思います。
③代用案
アメリカンノックで得られる効果は、他の練習で十分に代用できるうえに、大きな効果も見込めます。
走りながらの捕球練習は、シンプルに止まっている状態から横にノックを振ればいいだけです。
ノッカーのタイミングで打てるし、選手も打球のインパクトを落ち着いてみることが出来るため、より効率的で実践的なランニングキャッチの練習となります。
体力強化に関しては、そもそも筋持久力の向上は野球に必要ないと思います。
連続する瞬発動作を可能にする持久力を身につけさせたいのであれば、盗塁練習やベーランなどで用途に合わせて使い分けられるはずです。
守備練習と体力強化を兼用する効率化案より、実践的でないダッシュをなくして実戦ダッシュを繰り返すことでの効率化を考えたい所です。
以上になります!
アメリカンノックやシートノックなどは、打っている指導者は楽しいですが練習効率は非常に悪いです。
効率の悪さを凌駕する効果(練習試合など)が見込めるのであればいいですが、そうでないのであれば見直す必要があるでしょう。
練習は指導者の自己満足のためにあるものではありません。
是非参考にしてください!
今日もご覧頂きありがとうございました!
