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「あい」という名のもとに――愛は、いつのまにか「かたち」になっているのかもしれません

まるでこころの中に、
「ちゃんと愛せているかな」と確かめる声が流れ続けているみたいで、
ふと立ち止まってしまうことはありませんか。


誰かを大切に思っているのに、
うまくできていない気がしてしまう。

優しくしたいのに、
余裕がなくて言葉が少しきつくなってしまう日もあります。

そのたびに、
「自分は足りていないのでは」と、胸の奥が少しざらつくことがあります。


今回、
Saka.先生の企画
「クラスメイトとのnote交換日記」に参加させていただきました。

前の方の
Mih0Chi4さんの記事では、
桜の記憶をたどるやさしい時間が描かれていて、

その中に流れている「誰かとのつながり」に、
自然とこころがほどけていくような感覚がありました。

Mih0Chi4さんの記事はこちらから👉


交換日記のように続いてきた、みなさんの記事を読んでいると、
言葉のひとつひとつに、
それぞれの「愛のかたち」がにじんでいるように感じます。

どの記事にも、
関係の中で育まれてきたものが、静かに流れていました。


そんなとき、たまたまテレビで
西川きよしさんと
西川ヘレンさんの、
結婚60周年のバスツアーの様子を少しだけ見ました。

それぞれの場面でお二人を見ていたときから、
どこか似ているように感じていたのですが、

並んで立つお二人の姿を見たときに、
「ああ、やっぱり似ているのかもしれない」と思いました。

長い時間を一緒に過ごしてきた人たちのあいだには、
言葉にしなくても伝わるものがあるのかもしれません。


人は、同じことで笑い、
同じことで安心し、
ときにはすれ違いながらも、また戻ってくる。

その積み重ねの中で、
少しずつ、関係はかたちになっていくのだと思います。


私は「あい」という名前で活動しています。

名前がある方が、
誰かにとって少し近く感じられる気がして、つけました。

そしてこの名前には、
自分なりに込めた意味があります。


「あい」という響きには、
いくつかの意味が重なっています。

誰かを想う「愛」。
そして、自分を意味する「I」。

さらに心理学には、
「Ich(イッヒ)」という言葉があります。

揺れながらも、現実の中でバランスを取ろうとする自分のことです。


誰かを大切に思うことと、
自分として生きることは、

本当は別々のものではなく、
どこかでつながっているのかもしれません。


私は、自分の名前とどこか響きが似ている名前を、
子どもにつけたいと思っていました。

同じ音が重なっていたり、
同じ文字が入っていたり。

兄弟がいなかった私にとって、
どこかで「つながり」を感じられるものが欲しかったのかもしれません。


そして、その名前には、
自然と「愛」という文字を入れたいと思っていました。

子どものころから、なぜか惹かれていた文字でした。

もし女の子が生まれたら、
その名前をつけると、中学生のころから決めていました。


今振り返ると、

それは何かが足りなかったから、というよりも、

こころのどこかで、
「こんなふうに愛を感じてみたい」と願っていたのかもしれません。


人は、まだ触れたことのないあたたかさを、
先に名前として持とうとすることがあるのかもしれません。

その名前を呼ぶたびに、
そのあたたかさに、少しずつ近づいていくように。


心理学では、安心できる関係の中で、
人は少しずつこころをひらいていくと言われています。

それを「愛着」と呼びます。

もしかすると、

私が「愛」という名前に惹かれ続けてきたのも、
どこかで、安心できるつながりを求めていたからなのかもしれません。


うまくできる日ばかりではなくても、
すれ違ってしまう日があったとしても、

一緒に過ごした時間の中で感じた安心は、
ちゃんとこころに残っていきます。


以前は、
「ちゃんと愛せているか」が気になっていました。

でも今は、少しだけ見え方が変わってきた気がします。

うまくいかなかった日も含めて、
関係は少しずつ、静かに形になっていくのかもしれません。


誰かを気にかけたことや、
何気なく一緒に過ごした時間の中に、

あとから振り返ったとき、
「あれも愛だったのかもしれない」と思える瞬間があります。


長く一緒にいる人の顔が、
いつのまにか似てくるように。

目には見えないものも、
時間の中で、少しずつ形になっていくのかもしれません。


この交換日記の中にも、
そんなやりとりが、いくつも重なっているように感じました。


そして、次にバトンをお渡しするのは
kiwakoさんです。

リハビリの中での気づきや、
人との関係の中で感じたことを、やさしく丁寧に綴られていて、
読んでいると、力がふっと抜けるようなあたたかさがあります。

kiwakoさんの記事はこちらから👉

どんなふうに、このバトンがつながっていくのか、
とても楽しみにしています。


「あい」という名前の由来を考えていたときに、

ふと、
愛という名のもとに
というドラマのことを思い出しました。

その主題歌だったのが、
浜田省吾さんの
「悲しみは雪のように」です。

ドラマを思い出すと、
当時の主題歌が一緒に流れてくることがあります。


ぜひ、浜田省吾さんの「悲しみは雪のように」を聴いてみてください。


この交換日記の中にも、
雪の精霊が登場していたな、と。

思いがけないところでつながっていて、
少し驚きました。

どなたの記事か、
よかったら交換日記をたどって読んでみてください。

クラスメイトとのnote交換日記はこちらから👉


悲しみが雪のように、静かに積もっていくように、
目には見えないものも、時間の中で重なっていくのかもしれません。


「あい」という言葉の中にあるものを、
少しずつ、自分の中で感じられるようになってきた気がしています。



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あいさん💗Iカウンセリングルーム セラピスト/ 臨床心理士×公認心理師|支援歴16年・2,000名超 もし、応援したいと感じていただけたら。 その気持ちを、そっと置いていただけたら嬉しいです🕊️ あたたかな応援を、ありがとうございます。