【安心シリーズ 番外編】カウンセリング後、苦しくなる夜のための処方箋
カウンセリングの帰り道、なぜか足取りが重くなる。
家に着いても涙が止まらない。
疲れているのに眠れない。
「スッキリするために行ったはずなのに、行く前より苦しい気がする」
そんな夜を一人で過ごしているあなたへ。
まず、これだけは言わせてください。
その苦しさは、あなたの弱さの証明ではありません。
それは、こころが確かに動いた証拠であり、同時に「これ以上は今は無理だよ」という守りの力が正常に働いている証拠でもあります。
ただ、理屈でわかっていても、その苦しさが強すぎると不安になりますよね。 次の予約が怖くなる。 もう行きたくないと思う。 連絡を入れる気力さえなくなる。 回復する前に、自分が消えてしまいたくなる。
その気持ちまで含めて、今は安心して「そう思っていい」と自分に許可を出してあげてください。
このnoteは、そんな苦しい夜を安全にやり過ごし、自分を守るための処方箋です。
1. 苦しくなる理由はひとつではない
カウンセリング後に調子を崩すのは、決して「失敗」ではありません。
よくある「こころの反応」にはいくつかのパターンがあります。
記憶の蓋が開いた反動:触れたくない記憶や感情に近づいたため、揺り戻しがきている。
言語化の痛み:これまで言葉にならなかった痛みを言葉にしたことで、実感を伴って再体験している。
不全感の反動:うまく伝えられなかった、分かってもらえなかったという孤独感が強まっている。
変化への恐怖:変わりたい気持ちと、変わってしまうことへの無意識の抵抗(ホメオスタシス)が綱引きをしている。
大事なのは、苦しさが出た事実を否定しないことです。
苦しさが出た夜は、無理に答えを出さなくて大丈夫。
「今はそういう反応が出ている時間なんだ」と、ただ時間をやり過ごすだけで十分です。
2. 蓋をしていい日がある
カウンセリングは、毎回深く掘り下げる手術のような時間でなくていいのです。
蓋をして休む回があっていい。
ただの雑談で終わる回があっていい。
安全を確認するだけの回があっていい。
回復は、右肩上がりに進むものではありません。「進む」と「休む」が交互に起きるものです。 一歩も進まないように見える日も、それは「足踏み」をして地面を固めている回復の一部です。
あなたのペースが遅いのではありません。 あなたのこころが、「これ以上速くすると崩れてしまう」と判断して、安全な速度を選んでいるのです。
その判断を信じてあげてください。
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ここからは、具体的にどうやってこの夜を乗り越えるか、そして次回どうカウンセラーに伝えればいいか、そのまま使える「言葉」をお渡しします。
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