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孤独を感じたとき、人は自分を大切にできなくなるのかもしれない― 孤独死の現場を見て考えたこと

もしかすると孤独死とは、究極のセルフネグレクトなのかもしれません。

最近、人の孤独や「人のあわれ」について考えていました。

そんなとき、偶然流れてきたYouTubeの動画がありました。

YouTuberの相馬トランジスタさんが、沖縄の特殊清掃業者のもとで実際の現場を体験するという動画です。

最初は軽い気持ちで再生しました。

けれど途中で、止めることができなくなりました。

※孤独死の現場の話に触れます。
苦手な方は無理をせず、ここで読むのを止めてください。


動画の中で紹介されていたのは、亡くなってから一週間ほどで発見された方の部屋でした。

部屋の中はカビだらけになっていました。

けれど私のこころに残ったのは、亡くなった後の状態よりも、

その方が生きていた時間の痕跡でした。

長く使われていなかったようなトイレやお風呂。
大量のペットボトル。
ビニール袋。
おしりふきと消毒薬。

生活の形は、もう保たれていませんでした。

部屋は、いわゆるゴミ屋敷のような状態になっていました。

そこには、誰にも見られることのないまま続いていた生活がありました。

孤独は、静かに人の生活を壊していくのかもしれません。


動画の中で、清掃会社代表の国吉さんが印象的な話をしていました。

これまでの現場で一番忘れられないのは、

就職に失敗して自ら命を絶ってしまった若者のことだったそうです。

そして、こう言われていました。

もしその人が、誰かに電話していたら。

もし誰かが、

何してるの?

と声をかけていたら。

結果は違っていたかもしれない。

その言葉が、ずっと頭から離れません。


人は孤独を感じたとき、
自分を一番大切にできなくなるのかもしれません。

食事をしなくなる。
部屋が荒れていく。
体のことを気にしなくなる。

少しずつ、少しずつ。

そして気づいたときには、

自分の生活そのものが崩れてしまっている。

孤独死とは、
究極のセルフネグレクトなのかもしれません。

人は強い存在のように見えて、
本当はとても弱いものです。

ほんの一言。
ほんの少しのつながり。

それだけで踏みとどまれることが
あるのかもしれません。


ちなみに、この動画に出会ったのは本当に偶然でした。

私はYouTuberのヒカルさんが好きで、
そこから相馬トランジスタさんのチャンネルを見るようになりました。

そして昨日、たまたまこの動画が流れてきました。

そのあと続けて流れてきた動画は、女性向け風俗の話でした。

女性が客となり、男性が相手をする。

彼らは自分たちをセラピストと呼んでいました。

そこにもまた、

誰かに触れてほしい。
存在を認めてほしい。

そんな声にならない孤独の形が、
見え隠れしているように感じました。


孤独死という死の現場。

そして、

孤独を埋めようとする生の現場。

形は違っていても、

どちらも人の孤独が生み出した現実なのかもしれません。

孤独を感じたとき、
人は自分を大切にできなくなるのかもしれない。

そんなことを、改めて考えさせられた動画でした。


次回は、少し自分の体験も踏まえながら、

20年前からずっとこころに澱のように残っている出来事を通して、
人のあわれについて書いてみようと思います。

連日、孤独という少し重たいテーマが続きますが、

もしよろしければ、もう少しだけお付き合いいただけたら嬉しいです。


追記

この記事を書き終わってから、
もう一度あの二つの動画のことを考えていました。

正直に言うと、

女性向け風俗の動画のほうは、
最初、私自身が少し戸惑いながら見ていました。

けれど書き終わってみると、

あの動画もまた、
孤独の一つの形を映していたのだと思えてきました。

そう考えると、

この二つの動画が続けて流れてきたことは、
偶然ではなく、

今の私に必要な出来事だったのかもしれません。


※今回きっかけになった動画はこちらです。
孤独死の現場について考えさせられる内容でした。

(苦手な方は無理をなさらずに)


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#人のあわれ
#心理

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あいさん💗Iカウンセリングルーム セラピスト/ 臨床心理士×公認心理師|支援歴16年・2,000名超 もし、応援したいと感じていただけたら。 その気持ちを、そっと置いていただけたら嬉しいです🕊️ あたたかな応援を、ありがとうございます。