変わらない味方
学生時代の友人に会ってきた。
今の仕事のこと、しんどかった人間関係、ずっと胸に溜まっていた迷い。そんなとりとめもない話を、友人はただ、じっと聞いてくれた。
「それは大変だったね」「そうだったんだね」そう言って受け止めてもらえるだけで、こわばっていた心が少しずつほどけていくのがわかった。
友人は昔からずっと、私の味方だ。
私のダメなところも知っている友人が「それでいいと思う」と言ってくれる。その一言は、どんな立派なアドバイスよりも重く、優しく響いた。無条件に力になってくれる存在がこれほど心強いものかと、改めて感じた。
一人で抱えているとき、悩みは出口のない「重荷」でしかない。けれど、友人に話して、その重さを一緒に持ってもらえたことで、自分の気持ちを客観的に捉えることができたと思う。
帰り道、私の足取りは少し軽くなっていた。悩みそのものが消えたわけではないし、明日からの現実が急に優しくなるわけでもない。それでも、友人との時間を通して「このままの私で大丈夫」と思えた自分がいる。その感覚が、今の私には何より大きかった。
友人との別れ際、「また話そうね」と笑い合いながら、大きく手を振りあった。その何気ない約束が、これからの日々を少しだけ心強くしてくれる気がした。
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