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2025年6月16日 病院ラジオのアンケート

2026年6月16日 母、初めてのおつかい?


ガサツで大雑把な私の母。
でも、繊細な一面もあり、方向音痴で1人でお出かけするのがとても苦手な人間です。

そんな母が冒険しました🥳

「死ぬまでに大笑いをしてみたい。」

と一大決心。

地元で行われた「綾小路きみまろスーパーライブ」に一人で行ってきたのです。

大人気で昨年は気付いた頃には売り切れ。。。

今年もスタートダッシュが遅れてしまったのですが何とか後ろの席でチケットを手に入れる事が出来ました。

今だに人気の衰え知らず❗️
ほぼ後方席でした。。

仕事から帰ってきて聞いてみたら、

「迷わず辿り着けたし、笑った笑った🤣」

と満足したとのこと。

母。
少しだけ成長しました😛


2025年6月16日 病院ラジオのアンケート


さとこから、

「NHKの方にネンコの話も聞きたいって言われたんだけど~」

と、言われたので下記の通り、病院や今の気持ちについて私の考えをさとこに送信しました。



・昔からよくある医療ドラマの影響なのか?大きな病院に対して権力争いや「何時間も待って診察数分」など悪いイメージが強かったが、
対応はかかりつけのクリニック並に親切、
技術は大学病院であるだけに信頼出来るレベル
と総合病院の印象が今回お世話になった事でガラリと変わった。

・お医者さんはプライドが高いと勝手にイメージしていましたが、
旭川厚生病院のH先生は精一杯やってくれた上で迷いなくセカンドオピニオンを勧めてくれ、
受け入れ先のここ北大病院も忙しい中、しっかりと時間を割いて私たちの目線でわかりやすく説明してもらえました。

「原発がはっきりしないので状況が厳しいことは間違いありません。でも全力を尽くします。」

そうはっきり言ってくれる事で信頼感がアップしました。

・カリウムが下がった時、なんとかしてカリウムをあげようとさとこが飲み食いをしていたらいつの間に「カリウムドーピング」と言われるようになった。
ワードのセンスも素晴らしいのですが、ナーバスになりそうな状況でも人を明るくさせてくれる看護師さんの存在は大きいです。

・外来で、他の先生は放送で呼び出すのにA先生はなぜかわざわざ外に出てきて名前を呼ぶ。シャイ過ぎてマイクを使えないのか?
ただ、他の患者さんの時は名前を呼びながら手招きするのに、さとこの時はあまり手招きしてくれないのでさとこがやや不貞腐れています😛

・セカンドオピニオンでステージや余命を言われた時はショックでした。妻の前ではせめて泣くまいと決めておりましたが、感情を抑える事が出来ず初めて病院で泣いてしまいました。
でも、詳しく説明してくれ最後にT先生が

「僕たちも頑張るので一緒に頑張りましょう。」

と両手でしっかり手を握り言って頂けたこと。
それがどれだけ勇気になったか。


【幸せがいつ、どのタイミングでこぼれ落ちるかはわからない。】

面倒だと言いながら
朝、仕事に向かい、
夜、疲れて帰宅する。
ご飯を食べ、お風呂に入ればもう寝る時間。

そんな日々の繰り返しを退屈だと思っていても、楽しいとは思っていませんでした。
告知を受ける昨年10月までは。

でも、今は強く言えます。

「何もない平凡な日々ほど幸せな事はない。
嬉しい事を嬉しいと思い、悲しい事を悲しいと思う。
それは当たり前ではない。
生きているからこそ得る事が出来る素晴らしい経験なのだ。」

と。

【信じる事の出来る人には包み隠さずに】

世の中には

「愚痴を言っても何も生み出さない。」

と言う人がいます。
それも間違いないと思います。
でも私は愚痴も大切なものだと思う事があります。正直、愚痴を言って何か解決することなんかほとんどないでしょう。
だけど、悩みや愚痴は話す事でスッキリする事があります。
その感情を共有する事が出来ます。
「好きだから傷つけたくない。好きだから負担かけたくない。」そう言って発言を止めている事はありませんか?
でも、人間にはせっかく口があり耳があるのにそれを活用しないのはあまりに勿体無いです。

「本当に大切な人にはどんな些細な事でも話してほしい。」

これが私の本心です。
さとこが「痛い。辛い。」と言っても代わる事は出来ません。何も出来ない自分に不甲斐なさを感じる事が多々ありますが、一緒に泣く事は出来ます。
手を握ったり痛い箇所を撫でてあげる事は出来ます。

こんな想像はしたくありませんが、
もし、さとこの本心を知らずにお別れになった時、何も知らなかった、何も気付けなかった自分自身に後悔すると思います。何もしてあげられなかった自分を責めているかもしれません。
わがままや愚痴も愛情表現です。
心を開いている相手にだからこそ出す事の出来る感情だと思っております。
一緒に重いものを背負う事こそ心を共有出来る。
そう思うのでこれからもたくさんのわがままを受け取っていけたら、きっと今日より明日の方がもっと相手を好きになれるのではないでしょうか?
さとこが、いや、何よりきっと自分が後悔しないため、改めて今の立場になって思うようになりました。


なんだか、偉そうな発言ばかりで申し訳ございません。
でも、きっと私がこの番組にリクエストしたのは綺麗事を言いたいのではなく、さとことの思い出を何らかの形で残したいと言うのが1番の理由だと思います。
隣にいて姿や声など当たり前に感じ取る事が出来る「今」がいつか無くなった時、きっとこの経験が今後の私の心を温めてくれるのではないかと思っているので。
その上で、今、私たち夫婦同様、病気で闘っている方たちに

「闘っているのはあなたたちだけではありませんよ。」

と伝える事が出来たらとても幸せなことですし、その事は私たちの生きる勇気となっていきます。




この文章を読んで、さとこから返信。

「朝から泣いた。明日、病院ラジオの担当さんに伝えるね。ありがとう。」

「お爺ちゃんお婆ちゃんになってもふたりで手を繋いで一緒に生きていきたいから今を頑張るよ。
それに、頑張っているのは私だけじゃないから☺️」

「色々あったけど幸せだったねって言える二人で居たいね。
改めてこれからも宜しくお願いします。
大好きだよ。」

「年齢を重ね、姿形は変わっても中身は変わらないよ。」

「埼スタで北海道から来てくれたネンコを見つけて手を振って・・
そんな事も昨日みたいに思い出し、幸せだったなって思えるのは、後悔ない人生を歩めているんだなって。
ネンコに出逢えたのは間違いじゃなかったんだと思えるんだ。
出逢って早かったね19年。
美瑛で告白されて幸せだった。
この幸せはかけがえのない私の宝物だよ。
ありがとう。」

ごめんなさい。
文章打ちながら泣けてきちゃいました😢


「今日は指の震えで字が書きにくいし、耳鳴りがひどい。
シスプラチンの影響恐るべし。
ま、1週間以内には治ると思っているけどわからんよね。
なんといっても痛みがない事が救いだよ。
で、
血圧も150。
何故〜?
体重の増減や寝不足かな?
ま、様子見だね。」

「今、緩和ケアの偉いT先生が来て麻薬の量を減らしていく提案をされたよ。
今レスキューを使用せずベースのみで0〜1だし、麻薬による副作用(眠気、吐き気、めまい、高血圧は?だが)も考えなきゃだからって。
痛みが出るならまた出すことは可能でも、退院してしまうと出来ないから
近く主治医のA先生にも提案するって。
つまり、まだ入院して麻薬量を調整した上での退院になるかもしらん。」

「気持ち悪い……
こんな時の夕飯がトンカツ……
共喰い…🐖」

「いつもなら嬉しいのに何故に今日?
ご飯3くちのみ🍚
食べたいが食べられない。
だから明日に残す事にした。
ヨーグルトもゼリーも食べたくない。
やばいな。」

「退院はまだかなぁ~」



抗がん剤の1クールが終了。


この後、再び副作用との闘いが始まる。


さとこのメモには症状が事細かく記されせている。

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