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2025年7月19日 病気になったとしてもけして特別ではない

2026年7月19日 親友がいるということ


昨日、友人に声をかけてもらい久々に楽しい夜を過ごしました。

友人T君。
とても明るくいつもリーダー的な存在。
どちらかと言えば私と正反対なタイプなのですが気付けば出会ってもう30年以上。
さとこが亡くなった夜、お花を持って顔を出してくれました。
もちろん、お通夜の時にも足を運んでくれて。

そしてもう一人、Uさん。
さとこより年上で同性。
やはり明るい性格で裏表がなく、旭川にいる友人の中でさとこの病気の事を話していた数少ない存在でして、さとこが亡くなる前日も用事で外出している私の代わりにさとこのそばにいてくれました。

辛い時や悲しい時こそ誰が大切な存在であるかという事を気付かせてくれます。

さとこは2人のことが大好きで、
「人嫌い」であったさとこの頑なな心を時間かけて溶かしてくれた存在だったと改めて今、感じております。


さとこと約束したことの一つ


お世話になった方々に一生をかけて恩返ししていく


まだまだお世話になっている立場ですが、忘れずにこれからも人生を歩んでいきたいと再確認出来た素敵な一日でした。


2025年7月19日 妙な連帯感


シャワーを浴びて8時過ぎに車で出発。
手術翌日に不謹慎かもしれませんが行きたいところがありました。

Route148。白い恋人で有名な石屋製菓さんのお店で、「白い恋人パーク」の斜め向かいにこじんまりと立っております。

そこでは、
「プルミとラムルのおすそわけ」
という名の「白い恋人」「美冬」のアウトレット商品が販売されているのです。
安くて量が多い!もちろん味は変わりません。

開店1時間15分前に到着。16番目でした。

待っている間、私の姉にさとこが脳腫瘍の手術をした事を連絡。
姉夫婦は大阪の高槻に住んでいるのであまり心配をかけたくなく、
詳細について連絡していなかったのです。


「同じ年齢なんだけど私にとってはかわいい大切な妹。これからは早く教えてね。」

と。

待ちながら泣きそうになりました。


そして、さとこからLINEが。

「今、外科医が来て造影MRIの結果、合併症も起きてないし綺麗に取りきれているって。心配ないって。」

「なんか味覚変わった気がする。ミルクティー飲みたいし、パイナップルが苦い。」

「これから頭を整理食塩水で洗って、軟膏塗るらしい。」

「頭重いなぁ。血圧80だった。」

「明日からシャワー浴びて頭綺麗にして良いって。怖い。。」

「昼から飲水オッケーになった。」


この日は定番のホワイトチョコとブラックチョコを購入。
一袋540円!安い!!

無事購入できました!

そのままドン・キホーテ新川店へ。

昨晩、面会も終わり病院からファミリーハウスへ戻る時、強い雨が降っており、靴に知らず知らず穴が開いていたため、ぐちょぐちょで気持ち悪い状態になっていたのです。

1,500円のスニーカーが売っていた!

安い!

これだけ安いならすぐに破けても腹が立たない。

購入後、その場ですぐ履き替えました。

11時。
ファミリーハウスに戻り少し休憩。

14時。
早めに6階のデイルームへ。
ファミリーハウスにはWi-Fiがありません。
病棟ではさとこが契約しているWi-Fiを利用する事が出来るのでケチケチ精神発揮です!
Wi-Fi泥棒ではありません・・・

15時。
3日連続、叔母も来てくれて病室へ。

おっ、頭にはでかいホチキスの針みたいが40か所くらいついていたが普通に動いている。
今の医学って凄いなぁ~。
相変わらず面会時間を無視して個室なので3時間近くおしゃべり。

麻薬を調整されているから腰が痛いらしい。

手術翌日には普通に食事を取っている。
今の医学の進歩って凄いね。

18時過ぎ、叔母とお別れ。
今週は3回も足を運んでいただきありがとうございました。

車の汚れが気になったので軽く車を洗う。

ファミリーハウスの駐車場に止まっている車のナンバーを見たら、
函館、室蘭、帯広・・・

みんな地方から来ていて大切な人がこの病院で闘っているんだな・・・

たまたま、お話しできたご夫婦がおりました。
もう1カ月も滞在していて、今日は週末なので子供たちもお見舞いに来てくれ、これからみんなで夕食に行ってくるとの事。

昨日は、ロビーで
「胎児の胎動がしなくてドクヘリで転院してきた。まだ一カ月以上入院だから来月もファミリーハウスの予約がとれるかな?」
と言っていたご夫婦がおりました。
(ファミリーハウスは一度の予約で13泊までで、予約開始は利用月の前月からとなっております。)


ここにいると

「闘っているのは私たち夫婦だけではない。」

と孤独から解放され、勝手に仲間意識が強くなっておりました。


ファミリーハウスには健康に何事もなく日常を過ごしていた日々とはまた違う世界がありました。

でも、これもまた「もう一つの日常である」ということを忘れてはいけないと強く思いました。


夕食は札幌に住んでいる高校時代の友人家族と合流して近くの定食屋へ。

さとこの話を少しする。

なんの解決にもならないが、話す事で自分の心が軽くなる気がするのが不思議。


21時から今日預かってきたさとこの洗濯物を洗う。



「今日はずっと背中をさすってくれてありがとね。
疲れたでしょう?
ごめんね。
痛かったから助かったよ。
大好きだよ、ありがとう。」

「看護師さんに聞いたら抜港(頭のホチキスみたいのを取る事。)する時は麻酔しない。
私は術後経過がいいから、もしかしたら明日か早いうちに大部屋移動するかもだけど、治験だから色々検査が組まれていると脳外科で暫く過ごす時間が長くなるかも、だって。」

とさとこからLINEが来た。


そして私はこのように返信。

「夕方、小雨の中、車をゆすいでいたらご夫婦と挨拶を交わした。
室蘭から来た60代くらいのご夫婦でやっぱり1か月以上滞在しているらしい。
なんかさ、昨年の今頃なんてなにも考えないで当たり前のように日常を過ごしていたけど、こんな風に長期間滞在している方と出会ったり、Nみんみたいに頑張っている人を見ると、やっぱり日常って当たり前ではなく奇跡の積み重ねだって思うし、病気になってしまった自分たちもけして特別ではないとも思った。
さとこのおかげでたくさん経験値を重ねさせてもらっているよ。」


2泊目のファミリーハウス。

静かに夜が更けていきました。


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