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2025年8月13日 最後の抗がん剤治療になるとは…

2026年8月13日 初盆と命日と


10カ月目の命日

そして、

初盆

です。

でも、
以前よりお話ししています通り、
我が家は檀家ではなかったり、
さとこの希望もあったりで
仏教でもキリスト教でも神道でもない、
いや、
仏教でもキリスト教でも神道でもある

「すべての神様、どうかさとこを宜しくお願い致します!」

という、本物の信者の方には総スカン食らうようなスタンスでありますので
お坊様がお参りに来ると言ったことはありませんが、
マリア様の像や神社のお守りに手を合せ、般若心経を読んでと
「心」
だけは寄り添う供養を行っております。

さとこは帰ってきてくれているかな?
いやいや、毎日天国と自宅を往復しているかな?


幸せに、
痛みなく、
笑顔でいてくれたら、

私は十分幸せです。


一足早く7日より連続で弔問客が訪れてくれております。
11日は看護学校の仲間であり戦友でもある同僚から大きなお花が。
昨日は東京医療センター勤務時に出会った救急救命士さんからもお花が届きました。

亡くなってからお花を切らす事はないのですが、久々にさとこの周りが賑やかになっております。

昔、お盆は夏休みのイベントの一部に過ぎないイメージでしたが、今年はなんだか違います。

これが本当のお盆なんだ。。


さとこ

おかえりなさい。

いつもよりゆっくり過ごしていくんだよ。

あなたの帰る場所はこれからもずっとここにあります。


みんなの愛情が届いております。
さとこ。
早くお盆帰省してきてね😊



2025年8月13日 会えた喜びの裏側では残酷な未来が


朝一で北大病院入退院センターに電話連絡をして1泊追加できないか確認。
でも、お盆休みの影響もあり満室で出来なかった。。

「宿泊を取れる努力をしてくれただけでも感謝だ。」

と、さとこ。

ごめんね。


「今もう抗がん剤治療終わった。A先生も来てくれた。
看護師さんが、
『こんなに早くに病棟でA先生を見た事ない。』
と言っていた。
心配して来てくれたんだろうな。」

「今ホールにいて、旭川厚生病院のKさんに経過報告の電話をしたさ。」

とさとこからLINE。

この時、A先生の優しさで病棟に顔を出してくれていたと思っていたが、実はそれだけでは無かったことを後日知る事に。


これが最後の治療になるとはこの時は夢にも思っておりませんでした。


朝、お花を買い、父や叔父、祖母や祖父の眠るお墓へ向かいお参り。

「さとこがそちらの世界に行きそうになってもまだ早いと追い返してね。」


その後、さとこのリクエストであるトマトやフルーツを買い出しして一路、札幌へ。

北大病院入退院センターでファミリーハウスの受付。

ダメもとでもう一度空きがないか聞いてみたら、

「ちょうどキャンセルが出ましたよ!」

と。

やった~!4泊できる~!!

宿泊は今回で2回目なので流れもバッチリ。
スムーズに手続きも進み、久々のファミリーハウスへ。

「あら。また会えて嬉しいわ~。」

と前回と同じ管理人さんがお迎えしてくれました。

「ただいま~。」
とまでは言いませんでしたが、さとこの闘う場所のすぐそばにこうして帰れる場所があることのは嬉しい限りです。

片付けを済ませ早速さとこの病室へ。

足がむくんできている。
髪の毛も生えていない。

でも、私にとっては世界一の奥さんです。
一緒にいられるだけで穏やかな気持ちになれる。

10日にあったミニ同窓会の話。
今朝、自宅斜め向かいのKさんから「凄く心配している。」と言われたことなど、
会えなかった時の話をする。

そして、さとこは

「やっぱりお腹は痛い。」

「今日の抗がん剤は1時間で終わったよ。」

「こうしてネンコといられるのが幸せ。やれることはやっていこうと思える。」

と。

看護師さんにばれないよう
(ばれているだろうけど・・・)
3時間近く滞在。

明日もまた会える!
それが何より嬉しい。

一度、ファミリーハウスへ戻ってから行きつけの焼きそば屋さんへ。

残念!

もう閉店していた。

「どんぐり」でパンを購入。

それから大通公園で行われている「北海盆踊り」を観に行く。

老若男女
みんな笑顔、笑顔。

幸せそうな姿を見ているとこちらも嬉しくなる。


でも、

隣にさとこがいてくれたらもっと楽しいんだろうな。
気付けば少し涙が出てきた。


あの夜の風景や耳に入ってきた音は今も脳裏に浮かんでくる。

きっと一生忘れないような気がする。

日本の夏には風情があります。
たくさんの笑顔を見るのは幸せ。
でも、今はたった一人だけの笑顔を見ていたい。


気になるお弁当屋さんがあったので北18条まで歩いていったけれど閉まっていた。
そのため、何回か行っている病院そばのお弁当屋さんに寄ってファミリーハウスへ戻った。


そして、お弁当を食べながら洗濯。



一年前には想像すらしていなかった夏の夜を今、

ここ札幌で過ごしています。


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