2025年7月2日 夫婦の形と病気からの教え
2026年7月2日 今も共に生きている
仕事が終わってから旭川駅前のイオンへ向かい、リニューアルオープンした
「ヴィ・ド・フランス」
でさとこの好きなパンを購入。
そして、場外馬券売り場へ行き、さとこの愛読書⁉️
「うまレター7月号」
をもらってくる。
ついでにスーパーでお供えする
「コーヒー牛乳」
「ソフトカツゲン」
を購入。
気付けば今日もさとこのために何かを行動している。
今も共に生活しているんだね。

誰かのために行動出来ることは幸せです。
2025年7月2日 文章での夫婦の会話
寝られない。。
朝からさとこへLINEをする。
「おはよう。寝られたかな⁉️
ネンコは寝られたけどでも熟睡できなかった。いつも通り布団に入ったらグースカピーなんだけど1時に目を覚ましてから寝付けずに、寝ても浅くてすぐ目を覚ます感じだった。
辛いのはもちろん本人であるさとこ。
でもね、自分も辛い。
去年10月の告知の時もそうだったけどなんで今回も隣にいてあげる事が出来なかったんだろう。
ごめんね。
そんなネンコだから響かないかもしれないけどさとこはけして一人ではないし、一人にはさせないから。
一緒に辛さも楽しさも共有していきたい。
あの日、軽井沢高原教会で神様やみんなの前で誓ったもんね。
『病めるときも健やかなるときも』
って。
病気だけでなく不安や恐怖が襲ってくるかもしれない。それに対してネンコは何もしてあげられないかもしれない。
だけど、そばに居させて。
仕事よりも、お金よりも、さとこが一番大切です。
一番失いたくないです。
改めて、本当の愛情と本当の幸せを教えてくれてありがとう。」
それに対してさとこから返信。
「多分この入院生活一爆睡した気がする。
しかも睡眠薬なしでスッキリ。
やっぱり他の人に比べ特異体質なんかな。
去年も今回の告知も仕方ない状況での告知だから、気にしなくて大丈夫だよ。
元々何でどうして?って性格だからきちんと知りたい方だし、A先生はそれをわたしと接するうちわかるようになったんだろうね。
だから包み隠さずはっきり教えてくれた。
わたしなら乗り越えられると思ったのでは?」
「私、可愛い?きれい?
もっと沢山写真を残しとけば良かった。
髪のある時のわたしを。
やっぱりハゲてると女性らしく見えないし、わたしらしく見えない。
可愛い綺麗な遺影にしたい。
今のハゲはいやだなww」
「正直なところまだ気持ちは揺れてる。
死にたいとか死にたく無いじゃなく、漠然と脳に放射線を照射することや開頭手術する事への不安や恐怖がある。
やった事ないから想像つかないし、だけどやって腫瘍が小さいうちにどうにかなるならやりたい気持ちが強い。
こんな時ネンには頭撫でてもらって、そばにいてほしい。
今日は腰も2くらい痛い。
あんまりに定時が間に合わなかたらレスキュー使うよ。」
「頭だから思考とか視野とかおかしくなってしまうんじゃ無いかと不安なんだ。だけど悪い物は全部取りたい。
きっとネンの言うように選択肢がなければ緩和を進めると思う。
だから今やれる事なら全てやりたい。」
「昔から自分に自信がなくて、だから人に尽くすことによって私自身の価値を測っていたんだろうな。
ダメンズに引っかかったり、色々飛びついたり。
まだまだ私は私を認めていないのかな。
ありのままの私って、何がありのままか?
またわからなくなって来た自分もいたりして。
確信している点はあるけど、まだまだ私は私が今のままでいいと思えず、綺麗でいたいとか可愛くいたいとか思っている時点ありのままじゃないんだろうなぁ。」
「これって自然な欲求だよね?綺麗を保ちたいと思うことは。
化粧品に頼らずよ、性格や生活が顔に出るから気をつけるのは勿論だけどね。
ま、ネンに綺麗って言われるならそれで良いんだ。
見た目なんか変わるし、ネンも言ってくれてるから今まで通りでいいかな。良いかい?」
<私>
「確かに脳の手術とかって怖いイメージはあるよね。でも、今は技術の進歩が凄いし可能性があるからこそ勧めてくれた。万が一おかしくなったらネンコが里子の目にだって足にだってなってやるさ。思考が乱れたらそれを笑いに変えてあげるよ。それはさとこではなく病気が成せる技なんだから。」
「ありのままの自分かい?
今このまんまがありのままでないかい?
人間って必ず二面性があるもんだ。プライベートの自分と社会に出てる自分。
ネンコはどちらも自分自身だと思うしそれがありのままだと思う。
素になれる場所や時間があるなら、二面性がある事に気付けたらそれがありのままでないんでないかな?難しいけど。」
「きれいでいたい。
可愛くいたい。
ええやん。
その考えがあるから人は成長するんだもん。
だから、今のまんまで良い。
無理しすぎることこそ自分でなくなる。
怖い。寂しい。辛い。嬉しい。楽しい。
それが理解できるならそれがありのままの自分そのものだと思うよ。」
<さとこ>
「うん。
手にも足にもなるなんて 泣けてくる。
そんな事言わせてしまってごめんね。
私はネンにとって悪妻だが、わたしにとってネンは代え難いたった1人の素敵な夫だよ。
こんなに大切で素敵な人に出会えた事はわたしの唯一の幸せを象徴してる。」
「今日はね、やっぱり病人病人になっていたく無いから、歯磨きや洗面、お風呂やれる事はやるようにしてる。体調みてだけどね。
それがわたしの答えと言うか当たり前の日常を病気でダメにしない事、気持ち次第もあるから飲まれないようにする。
いい日も悪い日もわたし。
わたしらしく。」
「ありがとう。
わたしのそばにずっといてほしい。
お願いします。」
「病は気から‥
本当にそう思う。
手術するにしても、放射線にしても、体力勝負だし、スムーズにまた日常に戻るためには必要だからね。」
「吐き気が止めるには脳腫瘍をどうにかしなきゃならないから怖いけど、リスクなくかつ一番再発率がなく、良い方法を選択したい。
寝てる間に取るんだし。
意識ないから。」
「命の尊さを直に学べるなんてそうそうないじゃない。
それが病気になって唯一の利点だよ。
今回もなんでどうして?何が理由って言うこのしつこさとわからない事,疑問,不思議な事は放置しない性格が幸いして小さいうちに対処できる。」
「私達夫婦の強みはその日あった事だけじゃなく楽しかった事、一緒に観た舞台やサッカーなどをどう感じたか話して、そう言う見方や考え方があるんだと学んだり、互いの価値観をすり合わせたり、自然に話す中で分かち合ってきたからいちいち言わなくても思っていること、探しているもの、次に何をしようとしてるかとかわかったりしてそれが積み重ねられた結果だと思うんだ。
そしてそこに幸せがあったんだよ。」
「大切な人がこの世にいる幸せ。
そして、
すごく幸せ。
そう言い切れる自分はもっと幸せ。」
「こんなやりとりなんて遠距離恋愛以来だね。」
「死にたいと思っていた私に生きる喜びや幸せ、素晴らしさを教えてくれているんだね、病気は。
それに気づけた時、涙が溢れて止まらなかったもん。
看護師として患者さんを救いたいと思ってていたのに、誰よりも救われたかったんだ,私。
大声で泣いていいんだ。
こんなに素晴らしい世界を経験できて魂が震えるってこう言う事を言うんだって思った。」
「不安はだいぶ無くなってきた。
ネンがいるから大丈夫。
お互いに手を繋いで寝られるように。
そう出来る日を楽しみに待って頑張るよ。」
今日、浦河のお母さんとして慕っている
「ホースヴィレッジ馬の宿」
オーナーの奥様よりさとこへのお見舞いとして数の子が届く。
「待つ身も辛くしんどいと思います。」
と私を心配してくれる言葉と共に。

「人の笑顔ってすてき。お金もかからず」
それを理解できるさとこも素敵だよ。
