「江戸を味わうedonoaji くらし 経済」−20立夏
ならわし24節 12ヶ月
花 風 月
[くらし] [経済] [季節]
江戸時代の江戸(現在の東京)は、人口は、1720年 100万人を超えて経済も,世界一の都市であった。
当時パリは約54万人、ロンドンは約63万人。
立夏(りっか)
2025年 5月5日〜5月20日
立夏は、1年のうちで最も過ごしやすい季節です。 暦の上では夏の始まりです。

19世紀
染付竹文猪口
花[くらし]−木綿
江戸時代は、庶民の普段着の生地が麻から木綿へと大きく移り変わった時代でもありました。
日本で、綿は戦国時代以降に急速に全国に普及していきました。それ以前までは、素材は主に麻、絹でした。 さらに古代布は他に藤、葛、楮(こうぞ)などの繊維がありました。
江戸時代の着物として木綿は忘れてはならない存在です。木綿は丈夫で、吸湿性も高く、肌触りが良い 繊維です。染色も容易にできる繊維なので浴衣や足袋、のぼり、布団生地など様々な用途で使用されました。

色絵竹垣花文輪花向付
風[経済]−綿の名産品
大伝馬町(現在の中央区日本橋辺り)では木綿問屋が多数軒を並べていました。
江戸時代の初め 1608年に有松絞りは、絞り開祖竹田庄九郎らによって誕生して、尾張藩が有松絞りを藩の特産品として保護しました。街道を行き交う人々が浴衣や、手ぬぐいなどを競って買い求め 名産品となり、人気となります。浮世絵にも、有松絞りの浴衣などを着た人物が描かれています。
木綿の収穫量が江戸時代に 急速に増加して、特に 泉州地域(現在の大阪府南部)の年間生産量は1810年 文化7年に100万反に達し、1861年〜文久年間には200万反に増加しました。また河内(現在の大阪府東部)でも 木綿が盛んに栽培され、手紡ぎ、手織りの綿布が生産されて「河内木綿」として全国に流通されました。

色絵獅子牡丹文角小鉢
月[季節]−よもぎ
この時期のよもぎは季節ならではの健康食材です。
香りが爽やかで、様々な栄養素が豊富に含まれています 。「柏餅」、「よもぎ餅」などに食しても美味しいものです。
よもぎの香りには リラクゼーション効果がありますので「よもぎ風呂」にして、体を温めるのも良いです。
※ 月2回 発信
風薫る時期でしょうか!
