頭がすっきりしない、やる気が出ない。それ、食事が原因かもしれません。
連休明け、なんとなく頭が重い。仕事をしようとしても、エンジンがかからない。
そんなとき、多くの人は「休みすぎたせいかな」と思います。でも私は、別の原因を疑っています。食事です。
ケトジェニックという食事法を知っていますか
「ケトジェニック(ケト)」という言葉を聞いたことがある方はまだ少ないかもしれません。
一言で言うと、糖質を極力減らし、脂質をエネルギー源にする食事法です。
通常、私たちの体はご飯・パン・麺などの糖質(ブドウ糖)をエネルギーに変えて動いています。ところが糖質を大きく減らすと、体は代わりに「ケトン体」という物質を脂肪から作り出し、これがエネルギー源になります。この状態を「ケトーシス」と呼びます。

なぜ、頭がすっきりするのか
ここが本題です。
ケトン体は、脳のエネルギーとして非常に優秀です。糖質をエネルギーにする場合、血糖値が食事のたびに上がり下がりします。このスパイクが「食後の眠気」「午後のぼんやり感」の正体です。
一方、ケトン体は血糖値の乱高下がなく、脳に安定したエネルギーを届けます。さらに、酸化ストレスや炎症を軽減し、ミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)の働きを高める効果も研究で報告されています。
近年では、ケトジェニック食が軽度認知障害の方の記憶力や実行機能を改善したという臨床研究(Kobayashi et al., 2023)も発表されており、脳科学の分野でも注目が高まっています。
私自身の話
私がケトを始めたのは、もともとダイエット目的でした。
「なるべく炭水化物を食べないようにしよう」——そのくらいの、ゆるいスタンスで始めました。お米や小麦を「食べてはいけないもの」と考えると、食事が苦しくなります。だから「なるべく控える」というスタンスを選びました。チートデーも作りましたし、無理な我慢はしませんでした。
私の定番は、茹でたブロッコリーにMCTオイルと天然塩をかけたもの。これで先にお腹を満たしてから、野菜炒め、肉や魚の焼き物、野菜たっぷりのスープを食べる。この組み合わせを続けました。
結果として、1年で20kg落ちましたしさらに頭がすっきりした感覚でした。午後に眠くなりにくくなり、仕事への集中が続くようになったのです。ダイエットのつもりが、思わぬ収穫を得た感じです。

完璧にやらなくていい
ケトは「完全にやるか、やらないか」ではありません。
今日の昼食を少しだけ糖質少なめにする。間食をナッツにしてみる。それだけでも、午後の頭の動きが変わってきます。まずは小さな一歩から試してみてください。
フードセンタートミヤは、ケトジェニック専門のお弁当屋ではありません。ただ、毎日の食事が体と頭をつくるという考えは、創業71年ずっと変わっていません。スマートミール認証を取得した、体に配慮したお弁当を毎日お届けしています。皆さんの健康を、食事の面から応援できる存在でありたいと思っています。
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