星の界鬼怒川に宿泊|益子焼と鹿沼組子のしつらえを楽しむ温泉と料理の魅力
みなさん、こんにちは。ハルです。
星の 界鬼怒川に宿泊すると、伝統工芸と自然の恵みを同時に味わえます。益子焼の器や鹿沼組子のしつらえは、空間に上質な彩りを添えます。
温泉は四季折々の景色に包まれ、心をゆるめてくれます。
料理は地元の食材を活かし、器や盛り付けにも趣があります。
さらに、鬼怒川温泉駅ではSLの転車台を見学でき、旅の特別な思い出になります。
今回は、宿泊体験を通して感じた温泉と料理、工芸や観光の魅力をご紹介します。
日光旅行第3回です。
星の界 鬼怒川に宿泊して感じる特別な魅力
客室と館内に息づく益子焼の器の存在感
界鬼怒川では益子焼の器が随所に配されています。
朝食では栃木県の伝統食「しもつかれ」や「たまり漬け」が益子焼の器で提供されます。
素朴で飾らない質感が料理の彩りを際立たせ、心地よい食事のひとときを演出します。
客室や館内の装飾にも益子焼が取り入れられ、滞在全体に温かみを添えています。
※しもつかれとは
しもつかれは、栃木県を中心に北関東(茨城・群馬・埼玉北部など)で伝えられている郷土料理です。節分や初午(2月最初の午の日)の時期に作られることが多く、地域ごとに作り方や呼び方に違いがあります。
主な材料
鮭の頭(焼いたものや煮たものを使用)
大豆(炒ったもの、または水煮)
大根・人参などの野菜(鬼おろしで粗くおろすのが特徴)
酒かす
油揚げ・こんにゃく などを加えることもある
これらを煮込み、やや発酵した独特の風味を持つ料理に仕上げます。
味と特徴
酒かすが入るため酸味や発酵の香りが強く、好き嫌いが分かれやすい料理です。
冬に余った鮭や大豆を使い、保存性が高いことから「冬の知恵の料理」ともいわれます。
名前の由来は「酢むつかり(酸っぱくてむつかしい味)」が転じたとする説や、「下野国(栃木県)」から来たという説があります。
文化的背景
栃木では「しもつかれを7軒分食べると病気にならない」といわれ、初午に各家庭で作って配り合う習慣が残っています。
栃木県庁や観光協会も「栃木を代表する郷土料理」としてPRしており、給食や道の駅などでも提供されることがあります。
※たまり漬けとは
たまり漬けは、主に東海地方(愛知県や岐阜県)や栃木県などで親しまれている郷土漬物で、たまり醤油を使って漬け込むのが特徴です。
通常の濃口醤油よりも濃厚で旨味が強いたまり醤油で漬けるため、色は黒っぽく、味わいは深くコクがあります。
主な材料きゅうり
大根
ごぼう
にんにく
しょうが
など、季節の野菜や薬味類を漬け込みます。
味の特徴
醤油の香ばしい香りと濃い旨味がしっかりしみ込んだ、甘辛い味わい。
保存性が高く、ご飯のお供やお茶うけにぴったり。
特にきゅうりのたまり漬けはポリポリとした食感が人気です
豆知識
「たまり」とは、本来「たまり醤油(もろみから滲み出た濃厚な醤油)」を指します。
普通の醤油漬けよりも、色が濃くてしっかりとした風味に仕上がるのが魅力です。
鹿沼組子のしつらえが生み出す伝統美
朝食「とちぎ民藝和膳」では鹿沼組子の木箱が使用されています。
ひのきの香りがほのかに漂い、精緻な幾何学模様が食卓を美しく彩ります。釘を使わない伝統技法で組み上げられた組子は、400年の歴史を持つ工芸品として格別の存在感を放ちます。
星野リゾートならではの上質なおもてなし
界鬼怒川は関東を代表する名湯に建つ温泉宿です。
鬼怒川の渓流に面した立地で、自然との調和を大切にしたサービスが魅力です。
地元の伝統工芸を活かしたおもてなしは、ここでしか味わえない特別な体験となっています。
鬼怒川の自然を満喫できる温泉体験
四季折々の景色を楽しめる露天風呂
大きなガラス張りの大浴場からは鬼怒川の四季の移ろいが楽しめます。
露天風呂では川のせせらぎを聞きながら、自然との一体感を味わえます。
春は新緑、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる表情が心を癒します。
まず、嬉しいのが、ホテルの入り口からフロントまでの移動がスロープカーなんです。数人乗りの傾斜のないケーブルカーのようなもの。


内湯で感じる木の温もりと癒し
内湯は木の温もりを感じられる造りです。
鬼怒川温泉の泉質は肌に優しく、疲れを芯から取り除いてくれます。
静寂な空間でゆっくりと湯に浸かる時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
温泉で過ごす時間をより快適にする工夫
温泉施設には快適に過ごすための細やかな配慮が施されています。
清潔で広々とした脱衣所、上質なタオル類、温泉後にくつろげる休憩スペースなど、滞在中の満足度を高める工夫が随所に見られます。
地元食材を活かした料理の楽しみ
益子焼の器に盛られる彩り豊かな会席料理
夕食の会席料理では益子焼の器が効果的に使われています。
栃木の旬の食材を活かした料理が、素朴な器の風合いと相まって上品な味わいを生み出します。
地元の野菜や川魚、山菜など、季節感あふれる食材が丁寧に調理されています。
益子焼とは
栃木県芳賀郡益子町で作られている陶器のことです。
江戸時代後期の 1853年(嘉永6年) に大塚啓三郎が窯を築いたのが始まりとされています。
現在は日常使いの食器を中心に、花器や置物など幅広く作られています。





栃木の旬を味わえる季節ごとの献立
春は山菜、夏は川魚、秋は茸類、冬は根菜類など、栃木ならではの食材が季節ごとに楽しめます。
美味しさを引き立てる器と盛り付けの工夫
料理の盛り付けには益子焼の持つ素朴さが活かされています。
食材の自然な美しさを引き立て、目でも楽しめる工夫が凝らされています。器選びから盛り付けまで、料理人のこだわりが感じられます。
名物料理とおすすめメニュー
朝食の「とちぎ民藝和膳」は特におすすめです。
栃木の郷土料理「しもつかれ」や地元の漬物「たまり漬け」を益子焼の器で味わえます。
鹿沼組子の木箱に入った料理は見た目にも美しく、旅の思い出に残る一品です。


納豆の右にあるブルーの小皿にあるのがしもつかれ。
ヨーグルトの下にある漬物。左がたまりづけ、右が梅干しでした。
ヨーグルトの中にも刻んだかんぴょうが入ってます。
星の界鬼怒川と伝統工芸の融合
鹿沼組子の技法と歴史的背景
鹿沼組子は江戸時代初期、日光東照宮造営時に全国から集まった職人によって技術が伝えられました。
釘を一切使わず、木を精密に組み合わせて幾何学模様を作る技法です。鹿沼は杉や檜などの良質な木材に恵まれ、400年にわたり技術が受け継がれています。
上の説明を聞いて、「まるで現代のプラモデルのようだ」と感じました。
パーツを組み合わせて完成品を作る工程が、現代のプラモデルに似ているためです。
日光や久能山もまた、東照宮造営をきっかけに全国から職人が集まり、技術や文化が交わる場となりました。
鹿沼組子もそうした歴史の流れの中で生まれ、今もなお日本の木工技術を象徴する存在となっています。
組子は高度な技術と長年の経験が必要な伝統工芸品で、職人の手によって一つ一つ丁寧に作られています。
宿泊体験で感じる工芸と現代デザインの調和
界鬼怒川では伝統工芸品が現代的な空間に自然に溶け込んでいます。
鹿沼組子の木箱や益子焼の器が、洗練されたインテリアデザインと調和し、新しい美意識を生み出しています。
伝統と革新の絶妙なバランスが宿の魅力を高めています。
鬼怒川温泉駅で楽しむSLの転車台見学
旅の途中で立ち寄れる人気観光スポット
鬼怒川温泉駅前広場に設置された転車台は、SL大樹を間近で見られる人気スポットです。
宿泊の前後に気軽に立ち寄れる立地にあります。
転車台での作業は迫力満点で、鉄道ファンでなくても楽しめます。

迫力あるSLの転車シーンの見どころ
転車台でのSL大樹の転回作業は圧巻の光景です。
重厚な蒸気機関車がゆっくりと向きを変える様子は、まさに鉄道の醍醐味です。
もくもくと上がる蒸気と機関車の音は、タイムスリップしたような感覚を味わえます。
この日はSL大樹5号鬼怒川温泉駅着時刻14:06ですね。
14:30頃に見られると思います。
星の界鬼怒川で過ごす旅のまとめ
温泉・料理・工芸・観光を一度に楽しめる宿泊体験
界鬼怒川での滞在は、温泉の癒し、地元食材の料理、伝統工芸の美しさ、そして鉄道観光の楽しみを一度に味わえる贅沢な体験です。益子焼と鹿沼組子が織りなす空間で過ごす時間は、日常を忘れさせてくれる特別なひとときとなります。


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