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#子どもの安全を考える|大人が責任を果たせば、子どもたちに意識が芽生える!


当記事は、「#子どもの安全を考える」投稿コンテストへの応募作品です。
40年間を無事故で過ごせた安全意識をベースに、「抱く感情」と「実例紹介」、そして「行動提案」を意識しながら、敢えて泥臭く人間臭く想いを綴らせていただきました。
少々長丁場となりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。交通安全を願う想いが届くことを祈るばかりです。

私の交通安全(安全運転)に対する信条ともいうべき考えです。本編の前にご覧いただければ嬉しいです。

上記は、私なりの交通安全に対する取り組みの形を、総合的に初めて表現することができた記事です。


✅はじめに

「七才で死んだりしないで怒るから」


この句は、お母さんが出掛ける子どもに伝えようとした「交通事故に遭わないように」との危機感から込み上げる注意喚起であり、愛情であり、命の尊さを知って欲しいという想いを詠ったものです。
「今日も注意してね!」では甘ったるく不足していると感じ、心の底からの願いを言葉にした時に、明確な強い想いと感情から「死んだりしないで怒るから」とストレートな表現になって生まれてきました。
命を失ってから怒ることに意味はありませんが、滅多なことが起こらない大前提で皮肉っぽく、ある意味で親近感溢れるユーモアとして禁句を混じえたものです。

「小学生になったばかりの七才。これからが全ての始まり楽しみという時に、簡単に最悪の事態に遭わないで欲しい。愛しい子どもたちよ、油断なく常に命を大切にして欲しい。」

子どもたちへ届けたいメッセージ


✅新一年生の成長とその裏にある危険

小学校、新一年生。入学した当時は右も左も分からない幼児に近い状態でした。しかし、1ヵ月、2ヵ月が経過すると見違えるほど頼もしくなって、自分の意思で物事を決め、行動できるようになってきます。当然、歩く道の選択肢も増え、歩き方、方向や速度も変ってきます。とても喜ばしいことです。

しかし、ちょっと待った!

慣れ始めた頃、小さいながらにも自分でできるという傲慢さが表れ始めた頃が危ないのです。
新しい交通社会で怖々と道路を歩くうちは可愛いものですが、一皮剥けて自由度が増した時こそ注意が必要です。

特に補助輪が取れたばかりの自転車で、交通量の多い道路に足を踏み入れたり、遠出によって激変する交通事情や環境に飛び込んでしまえる状態も要注意です。

当然ですが、未だまだ未熟過ぎるぐらい心身共に未完成なのです。
身体能力も未だ備わっていません。咄嗟の行動は判断も乏しい上に、か弱く俊敏さに欠けることでしょう。交通ルールの知識も未だまだ身に着くほど熟知できていません。最高速度にして20~30km/hにもなる2輪の乗り物に歩行者と同じ感覚でただ乗っているだけ、周囲への迷惑や危険を考えるどころか、メットも被らず自分の身の安全確保も不十分でしょう。


✅ヒヤリ・ハットの実例

ハインリッヒの法則でいうヒヤリハットに幾度か遭遇しました。その中から代表的ともいえる子どもたちの特徴(子どもたちが犯しやすい過ち)をご紹介しようと思います。

❶絵に描いたようにボールを追いかけて道路に飛び出してくる!

その瞬間はスローモーションのようにと表現されますが、まさしくその通りでした。脇道からサッカーボールが飛び出し、左右をみることなく躊躇することなく真っすぐにボールを追いかけて少女が飛び出してきました。
幸いなことに、車は登り坂を低速で走行中だったため負の慣性の力も手伝って少女の手前で無事に停止することができました。
もしも下りの走行中だったらと、肝を冷やす瞬間でした。
そんな時は、クラクションを鳴らしたりする余裕もありません。

飛び出しは絶対にしない。どんなに高価なボールでも、壊れていい、捨てていい。命が一番大切です。

❷とまれ(一時停止)を全く無視で自転車で通過する!

道路に起伏のある住宅街路で、交差点の四隅が石垣やブロック塀で見通しが悪く、当然のことながら「とまれ」の標識があり一時停止線が敷かれています。
そこを少し下り坂の勢いに任せて、そのまま突っ切って自転車を走らせる少年を目撃しました。
「こらっ!」と発する間もない一瞬の出来事です。
何もなかったからヨシなのでしょうか?
とっ捕まえて説教の一つでもしたかったのが心残りです。

人が見ていなくても、例え車が来そうになくても、「とまれ」では必ず立ち止まりましょう。それが交通ルールです。

❸信号交差点の横断歩道でまさかのUターン(逆戻り)!

左折車や右折車が横断歩道を渡る小学生たちを待っている最中、集団のほとんどが横断歩道を渡り切る頃に、一人の少年がまさかの逆戻りをし、見切り発車直後の車が急ブレーキで大きく車体を揺らす場面がありました。
ドライバーの立場でいえば、アクセルを踏み込もうとしていた足を、咄嗟にブレーキペダルに移すのはとても難しいのです。

横断歩道の手前で待つ時や渡る時は、悪ふざけをせずにさっさと真っすぐに渡りましょう。

❹横断歩道手前でたむろしている集団から突然の飛び出し!

T時交差点で右折をしようとする時、横断歩道の手前で5~6人の小学生が話し込んでいる光景が目に入りました。こちらとすれば、渡ろうとする歩行者がいる時は大優先で停止しなければなりません。渡るのか渡らないのか、どうするのかと気を揉みつつアクセルに足を移動させた瞬間、その集団の中から一人の少年が走って横断歩道を渡ってきました。歩行者用の信号は既に点滅段階だった記憶があります。

信号は歩行者のためだけでなく、車も限られた時間内で通過しようとしています。周囲のことも考えて行動しましょう。

❺スクールゾーンとはいえ道路いっぱいに広がって歩く!

朝の集団登校は父兄や緑のおじさん(おばさん)に見守られつつ、スクール旗を持った年長さんリーダーに連れられて皆んなが揃って歩いていますが、下校時は集団がバラけがち、しかも道路いっぱいになってお喋りしながら歩く光景を見かけます。
犬の散歩で下校時の集団に出くわした時は、「お帰り~!」「端を歩こうね~!」「車に気をつけてね~!」と声を掛けながら追い越してゆきます。
それでも、犬に興味を示すワンパク小僧の何人かは、道路の真ん中もお構いなく、走るわ、後ろ向きに歩くわの無茶苦茶です(笑)。
「こらっ~!」といきなり叱るのも刺激が強過ぎると思い、優しく「車が来るよ~!」「交差点は止まってね~!」と注意はしています。

基本は右側通行、道路の端を1列または2列程度で歩きましょう。場所によっては歩行者専用のペイントが施されている場所を歩きましょう。

✓どうすれば子どもたちを守れるのか?

先ず大人である私たち一人ひとりが、見本になる考えと行動を徹底することです。
その上で、子どもたちに伝えるべきチャンスには必ず言って聞かせる、理解させる、納得させることが大事です。
そのためには、洗い物などの用事をしながらの声掛けでは不十分です、煙草をプカプカ、酒を飲みながらの説教も不適切です。大人は毅然とした態度で面と向かって正面から目線を合わせて、何故に交通安全に気をつけて欲しいかを説明しなければなりません。

疑い深いお話しで恐縮ですが、スピード違反はする、一時停止もしない、コンビニワープもへっちゃら、飲酒運転も見つからなければいいなどと考えている大人なら言語道断、以ての外です。子どもたちに言葉する前に自分の行動を改める必要があります。


✅子どもたちに伝えたい6つのこと(大人の責任)

子どもたちに伝えなければならないこと。これらは明確な大人の責任です。

❶交通ルールは命を守る決まりごとであること

交通ルールは世の中の決まりごとです。道路交通法を知り、しっかりと基本を学ばなければなりません。

信号や標識に従うこと。交差点や横断歩道では立ち止まり必ず左右の安全確認を行うこと。飛び出しは絶対にしないこと。

❷命には“やり直し”がきかないこと

自分の命に(ゲームのような)ストック、やり直しはなく、たった一つの尊いものだと知らなければなりません。決して軽いものではありません。自分だけのものでもありません。地球上でたったひとつの大切な個性、命だと意識できるようになりたいものです。

❸自分と他人の安全を意識すること

自分の身を護ることはもちろん大優先ですが、さらに周囲への迷惑や危険も考えることができるようにならなければなりません。友達同士の声掛けができるようになれば大したものです。

❹事故は予防できる“人災”であること

交通事故は人災であって、意識の持ち方次第で未然に防止することができるものです。車を運転するドライバーだけではなく、道路を通行する歩行者や自転車、車椅子や杖を使う人、全てに共通のことです。

❺危険な行動を「ダメ」と言える勇気を持つこと

友達(先輩も後輩も)に自信を持って「ダメ」といえる勇気を持たなければなりません。人にダメと言える勇気は、絶対的な確信から生まれるものです。それを私たち大人が正しく育ててあげる必要があります。

❻万が一の対応方法を知っておくこと

万が一、事故に遭遇した時、発見した場合の対処法(できる限りの努力)を知っておかなければなりません。老若男女問わず一歩外に出れば、そこは交通社会で危険との隣り合わせです。もしもの時を想定しておく必要があります。

これらは、彼ら子どもたちが自ら学ぶのを期待するというのは酷な話しで、大人たちが責任を持って伝えなければなりません。
一度では無理でしょう。毎日の食事で顔を合わせる度に少しずつ、毎朝、見送る際の声掛けで少しずつ、機会さえあれば、最優先事項として口を酸っぱくして伝えて欲しいのです。

万が一の事態の後では遅過ぎます。
彼らが私たち大人の言わんとすることを先取りできるまで、「もう大丈夫!自分の命を大切にし、友達の命も守ってあげる!」と自信たっぷりに言い切れるようになるまで、見守る立場からいえば不安よりも安心感が勝るまで、コツコツと焦らず怠らず(時を惜しまず)に伝えて欲しいのです。


✅大人と子どもの絆(共有時間)で意識が育まれる

例えばですが、親しみやすい「替え歌」を通じて興味を持って楽しく交通ルールを学ぶなど、大人と子どもたちが一緒になって時間と意識を共有し確認するということも大切です。意識を高める有効な方法の一つと考えることができます。

以下の記事は慣れ親しんだ「犬のお巡りさん♬」をベースに、交通安全の様々なシーンを「替え歌」にしたものです。このような「替え歌」を一緒に作ったり、歌ったりすることで大人と子どもたちの信頼や絆も深まるのではないでしょうか?

その他、国語(言葉)の勉強も兼ねて、交通安全を題材に標語(575の川柳形式)を作成してみるというのも面白い取り組みの一つでしょう。
自分自身を中心に一人称の視点で一緒に考えてみる、もしも友達に伝えるならと二人称の視点で想像してみるという具合に、色んな視点で様々な交通事情や場面を思い浮かべて、誓いの言葉や注意の言葉を書き出してみることは、意識に強く働きかけて忘れることはないフレーズになると思います。

理想的なのは、大人と子どもたちが一緒に、普段の通学路や一人で歩いたり自転車に乗って出かける現地を訪れ、相互の視点の違いや考えを意見交換することです。

大人と子どもたちの目線を合わせる大切さ

以下は川柳(575)の一例です。


✅意識が芽生えた子どもたちの素晴らしい行動

子どもたちに意識が芽生えれば行動が変わります。
実例としては残念ながらとても少ないですが、過去に2度だけ車から降りて褒めてあげたいと思うほど、素晴らしい行動を見せてくれた子どもたちがいました。
親御さんや学校でのご指導が行き届いているのだなと、心の底から感動したのでした。

❶帽子を脱いで礼をする爽やかな場面に遭遇

横断歩道の手前で停止したドライバーに、横断歩道を渡りきったところで振り向き、帽子を脱いで頭を下げました。人見知り恥ずかしがりや旺盛の年頃では、なかなかできることではありません。
ドライバーとのアイコンタクト(相手の顔をみる、目をみる)で安全確認することが推奨されていますが、それを遥かに超える最高峰の安全意識と行動だと思う瞬間でした。

❷年長さんが年少さんの動きをピタっと制止させた

信号のない横断歩道を渡ろうとする年少さんの女の子を、年長さんのお姉さんが手を出して停めてあげる光景を目の当たりにしました。とても頼もしく微笑ましい光景でした。大人が小さな女の子に言って聞かせるより、意識への働きかけは効果抜群だと納得、感心した瞬間でした。


✅魔の6月

小学生の事故が最も多いのが6月という事故統計がありますが、6月だけに限ったことではなく、本来は毎月、毎日、交通安全に対する強い意識が必要です。大切な命に時間の区切りなどありません。

ただ、事故発生の傾向として4~6月(特に6月)に、週単位では気が緩みがちな水曜日に多くなりがちだと知っておく必要があります。
時間帯では16~18時、下校時間帯でもあり、また一度帰宅した子どもたちが遊びに出る時間帯と考えることができます。日が長くなり通勤者の帰宅ラッシュ時間帯に重なること、また、雨天時の視界の悪さが原因になり得ると考えることもできます。

「魔の6月」を理由付ける記事やニュースがありますので、ご一読いただくことをオススメします。

※以下、警視庁|子供の交通人身事故発生状況(令和6年中)より

5~6月にかけて事故が多発している。
気が緩みやすい水曜日に事故が多い傾向がある。


✅おわりに

子どもたちが未熟で何も知らないのは当たり前です。子どもたちが自発的に学べるようになるには未だまだ時間を重ねるしかありません。
私たち大人が、適切な時に適切な方法で適切なことをしっかりと伝えて行かねばなりません。そこに大人の責任があります。
子どもたちは、そんな良き大人の努力と行動を見逃したりはしないと信じています。心に届いたメッセージは子どもたちの大切な意識として強く確実に芽生えるはずです。

繰り返しになりますが、たった一つの尊い命です。失ってからでは遅そ過ぎます。「あの時に」と後悔し一生涯の汚点を残さないために、たった今からできることから行動に移していただきたいと切実に願っています。

大人と子どもたちは各々別々ではなく、時間を共にし、問題意識を共有し合える、分かり合えることに絆を深める鍵があると感じます。
最後に、今度は短歌形式(57577)で応援のメッセージをお贈りさせていただこうと思います。

明日もまた今日より素敵な笑顔でね
絆深める安全志向

あすもまた きょうよりすてきな えがおでね
きずなふかめる あんぜんしこう

「大人と子どもたちの絆が命を守るエネルギー源」

子どもの命を守れるのは、私たち大人です。
今日、今すぐできる小さな声掛けから始めましょう。


✅ご参考まで

過去これまでに訴えてきた「子どもたちを見守る」シリーズの記事を添えさせていただきました。本記事をはじめ、シリーズの記事をご覧いただくことで、見落としがちな大切な気付き(メッセージ)として深く心に届くことを願っています。

最後の最後になりました。遅ればせながらですが、小学校へのご入学、おめでとうございます。親御さまにも子どもたちにも知っておいていただきたいことを綴らせていただています。
ご一読の機会を設けていただければ嬉しいです。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
一つしかない尊い子どもたちの命を守る気付きと、行動のための勇気の動機となれば幸いです。


追記更新(2025/5/19)

子どもたちの命を守るきっかけになれば嬉しいです。
たくさんのスキをありがとうございました。
とても励みになります。


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