しくじり転職シリーズ Season1「大企業30年の温室育ちが、初めて転職市場に出た日に受けた衝撃」<第2話>
「しくじり転職シリーズ Season1「大企業30年の温室育ちが、初めて転職市場に出た日に受けた衝撃」<第1話>」から続く
2022年3月末に、それまで約30年勤めた会社を退職したと同時に、翌4月から人生初の転職活動を開始したものの、最初に応募したスカウト求人3件とも、まさかの「3件とも書類選考不通過」という”全敗”事態に陥り、早速世の中の厳しさの洗礼を受けた私。
「50代の転職活動は厳しいとは思っていたが、これは想像以上だ・・・」と、本格的に焦りが生じました。
私宛に送られてくる「スカウトメール」は「スカウト」と謳われていながら、それらの求人に応募しても、全て「書類」で落とされる始末。。
「スカウト」案件ですらそんな状態ですから、このままでは、「スカウト案件」ではなく、普通に自分で自主的に求人サイトを検索して、「受けたい」と思った求人案件に応募したとしても、尚更、書類選考通過は至難の業だと思われます。。
となると、今私がすぐに取り組まなくてはいけないのは、「書類をアップグレードすること」でしょう。
他人の評価は(一応)プロ。自分の評価は素人。これぞ「人事総務責任者の不養生」
長年、採用担当として、たくさんの履歴書・職務経歴書を見てきた私です。「書類の作り方」については、それなりに分かっているつもりでした。
しかし、よくよく自分の職務経歴書を眺めてみると、
「これ、採用担当者が見たら微妙かもしれない・・」
と思える箇所が、いくつも目につき始めました。
というのも、私が最初に書いていた職務経歴書は、「何をやってきたか(経験)」の羅列がメインであり、「その経験を通じて何ができるようになったか(スキル・成果)」の記載が圧倒的に薄かったのです。
自分が仕事として採用の業務をしている時は、そういうところ(スキルや成果)にフォーカスを当てて、応募者の書類を読んでいたのに、いざ、自分のこととなった途端、その「当たり前」ができていませんでした。
医者の不養生、という言葉がありますが、まさに「人事総務責任者(私)の職務経歴書が最も人事目線に欠けていた」という、笑えない現実がそこにありました(苦笑)
冒頭記載のとおり、私はそれまで長年勤めた会社を一旦退職してから(=無職になってから)転職活動を開始したため、時間だけはたくさんありました。
そのため、3件連続でスカウト案件の「書類不通過」となってからは、そこから1週間ほど、毎日4〜5時間かけて、自身の職務経歴書の徹底的な見直し作業を行ったことで、初期状態に比べれば、かなりマシになったかな?という感じにはなりました。
そして並行して、スカウト案件だけではなく、自分で能動的に人材紹介サイトの求人案件を検索し、10件、20件と次々に応募もしていきました。
書類選考通過率「10%」の衝撃 〜私が『お見送り』してきた側に並ぶ日〜
さらに、自分が登録した大手の人材紹介会社2社の、私の担当者(キャリアアドバイザー的な方)に、「応募しても応募しても書類すら通らない」というこの現実について相談に乗っていただくことにしました。
結果、2社のうち、先に相談に乗ってもらった1社(R社)の方からは、
「正直、Joyさんと似たようなスペックの方、つまり、『50代前半で大手企業のバックオフィス系の中間管理職の方』であれば、書類選考通過率は『10〜20%』といったところです。転職活動を始めて、半年経っても決まらない人はザラにいるし、なんなら1年経っても決まらない人もたくさんいます。Joyさんが悪い、ということではなく、50代という年齢はやはり厳しい。よって、長期戦になることを覚悟のうえ、多少条件を下げてでも、ダメ元で、とにかくたくさんの求人に応募しまくることが大事」
というようなアドバイスを頂きました。
そして、もう1社(P社)の方も、上記R社の方とほぼ同じような内容のアドバイスでしたが、「書類選考通過率」に至っては「10%行ったら良いほう」とおっしゃっていました。
これらのアドバイスを聞き、私には二つの感情が同時に湧き上がってくるのを感じました。
一つは、「それは酷い話だ」という憤り。
もう一つは、「いや、自分が採用担当だったとしても、確かに、同じこと言ったかもしれない」という、ほろ苦い自覚です。。
「大手企業出身の50代管理職」の転職が難しい理由は、年齢だけではなく、給与水準の問題、マネジメントスタイルの柔軟性への懸念、残りの就業年数の短さ、そしてその大企業での仕事の仕方に慣れきってしまった頭の中を捨て切れるか、、、等々、採用担当者の頭の中には、そういった数多くの「リスク」が並ぶわけです。
自分が長年、採用する側としてそのリスクを天秤にかけてきた人間が、今度は、「天秤にかけられる側」に回ったわけです。。
おそらく、応募先の採用担当者の目には、私という人間がこう映っていたはずです。
「高コスト・低機動力・高プライド」
揃いも揃った、お見送り確定の三拍子(笑)
書類選考通過率が10%だとしたら、今までは私が「プライム上場企業の採用担当」として、「90%の50代応募者」をお見送りにしていたのが、今度は自分がその「90%の不合格者」の一人として並んでいる。。。
皮肉だなぁ、とは思いつつも、、現実として受け止めるしかありません。。
2週間のお祈りループを抜け、ついに灯った小さな光
その後も、来る日も来る日も、書類選考で落とされる「お祈りメール」を受信する毎日が続きましたが、転職活動を始めて2週間が経過した、2022年4月中旬、ついに1社から「書類選考通過」の連絡があり、初の一次面接が決まりました!
次回、「しくじり転職シリーズ Season1「大企業30年の温室育ちが、初めて転職市場に出た日に受けた衝撃」<第3話>」に続く・・
📖 合わせて読みたい
自己紹介【その4:仕事編(人事職)】
The Riddle ver.4.0スタート【自己紹介】56歳|ガジェット|クルマ|物欲|ダメおやじ|転職|遠距離通勤|人事職|はじめてのnote
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いいたします。 いただいたチップはおやつタイムのスイーツに使わせていただきます。