五輪連覇に黄色信号、スノーボード平野歩夢が負傷、ホロスコープが示唆するもの
見出し画像:首相官邸, CC BY 4.0 via Wikimedia Commons(トリミング済み)元画像:こちら
平野歩夢、ミラノ・コルティナ五輪直前で負傷
北京オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプ金メダルの平野歩夢選手が五輪直前で負傷した。
2026年1月17日にスイスのラークスで行われたミラノ・コルティナ五輪の予選を兼ねたワールドカップで転倒し、口を切り、左股関節や右膝の痛みを訴えたという。にしてもボード折れたってなかなかのクラッシュだ。
平野歩夢が顔と腹から落下で棄権…五輪前の最終W杯で悪夢 練習段階から「何回も頭から落ちた」オリジナルトリックhttps://t.co/eWDvm3DeLn #デイリースポーツ #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) January 17, 2026
当然オリンピック連覇を狙っていただろうが、よりによってケガの度合いによっては出場も危ぶまれるタイミングでのアンラッキーだ。
ホロスコープを見てみたが案の定、危険が示されていた。今後どうなるか。
平野歩夢選手は2025年3月にも代表選考を兼ねたスイスのサンモリッツの大会で練習中に転倒して左肋骨を骨折しており、治療とリハビリを行っていたと思われる。
事実上の復帰戦となった2025年12月の開幕戦・中国シークレットガーデン大会で優勝して五輪出場をほぼ確実にしていたものの、思わぬ事態となった。
近年の異常なレベルアップ
スノーボード男子ハーフパイプにおいて日本人選手の活躍はめざましい。ワールドカップでは2018年12月21日のシークレットガーデン大会から約7年にわたって30大会連続で日本人が表彰台に上がってきた。
現在はその中心である平野歩夢、戸塚優斗、平野流佳らがミラノ・コルティナ代表を確実視される中、4枠目のイスを狙って山田琉聖、重野秀一郎など若手がひしめき合うという構図。日本は若いライダーがどんどん育ってる。
海外勢では王者ショーン・ホワイトが引退し、そのライバルだったオーストラリアのスコッティ・ジェームズ、同国の若手ヴァレンティノ・ギュゼリ、そしてニュージーランドのキャンベル・メルビル・アイブスが最近ヤバい。ミラ/コルでは注目だ。
今シーズン、平野歩夢選手は唯一の穴だったスイッチバックサイド(SWBS)の高回転をルーティーンに導入し、その穴を埋めようとしている。なぜならそうせざるを得ない最近のトリック事情がある。SWBSはギュゼリもやらなかったけど今シーズンは導入してきた。おそらく五輪のためだ。
もうスイッチバックサイドをやらなくても勝てるっていう時代は終わったようだ。「それしなくても勝負できるのが俺の個性、カッコよければいいだろ」っていうのが通用しなくなってる。
FIS(国際スキー連盟)は技のバリエーションを重視し、4方向すべての回転(レギュラースタンスでの正/逆、スイッチスタンスの正/逆)をジャッジの基準にしている。まあなんでもかんでも多様性の世の中ってことだ。
https://assets.fis-ski.com/f/252177/7c81eac52f/fis_sb_fk-judgeshandbook_update_spring-2022.pdf
そんなわけでハーフパイプに限らず近年のスノーボードの技の進化はとどまるところを知らない。ビッグエアではついに2160(6回転)にまでなりつつある。
それについていくために、ライダー達は日々限界までプッシュしなければならないのである。
ちなみにだけど、北京五輪で平野歩夢の2本目が「史上最強のルーティーン!!」ってアナウンサーが絶叫したのに思ったほど点数が伸びなかったのは、スイッチバックサイドが入ってなかったのと、グラブじゃない方の手で膝やもも抱え(ニーグラブ)してたからだと思う。その基準はFISのジャッジハンドブックにも書かれてる。
でも知らない人が見たらそんなのわからないから「ジャッジおかしい」ってなる。
いずれにしても採点競技は昔から物議の的になっていて、そのせいでフィギュアスケートなどは採点方法を明確化してきた。そのうちAIが採点するようになるんだろうし、すでに実験が始まってる。
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