それでも朝は来て -太陽は昇ります
楽しいことがあれば忘れられると思っていました。
時間が経てば薄れていくとも思っていました。
けれど現実はそう単純ではありませんでした。
忘れようとしているわけではありません。
思い出そうとしているわけでもありません。
それなのに、ふとした瞬間に心の奥から浮かび上がってくるものがあります。
癒えかけた傷口のかさぶたではなく、今も海の底から私を引っ張る錨のように。
前へ進んでいるつもりでも、ある日突然、過去に引き戻されることがあります。
もう大丈夫だと思っていても、そうではないことを思い知らされることがあります。
それでも私は毎朝、瞑想を続けています。
まだ暗い時間に静かに座っていると、
闇のようだった東の空が、
少しずつ明るくなっていきます。
曇りの日もあります。雨の日もあります。
毎日が晴天ではありません。
それでも朝は来ます。
太陽は昇ります。
闇のようだった東の空が、
少しずつ明るくなっていきます。
私は今日も、
その景色を眺めています。
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毎週日曜日の朝に、更新しています。思い出したときに、また読んでいただけたら嬉しいです。
