オーマイ・ロストバゲージvol.5-1『モンゴル』
↓vol.4-2はこちら↓
バックパックがこない。。。

いくら待ってもバックパックが来ない。パニック状態という訳ではないが、とてつもなく落ち込んでいるのが自分でもわかる。「貴重品は入ってないし、充電器なんか買えばいいし死ぬわけでもあるまい。」だが、何度も自分に言い聞かせてもショックなものはショックだ!空港でロストバゲージの手荒い手続きを済ませる。どうやら明日もう一度確認しに来いとのこと。
ロビーに出ると一気に人が寄ってくる。
最後に出てきたというのもあるのだろうが空港にいた人間が全員寄ってくる感じだ。

今までも海外に出て来て100%人を信用してきた訳ではないが、全員が強烈に怪しい。
どうやら人間不信になっているみたいだ。全員がグルに見える。
押しのけてベンチに座ってもまだ来る。
「よう兄弟!何か手伝おうか?」
無視してスマホでゲストハウスを探す。
今日はゲストハウスに泊まるしかないな。
怪しい女性が隣に座ってくる
同い年くらいの如何にも優しそうな顔をしたデニムonデニムの女性が隣に座ってきた。
女性:「タクシーの運ちゃんは気にしないで!バックを無くしたの?ずいぶん身軽ね。」
語尾にハートマークが見える。

飴と鞭作戦。残念だけど今の僕にそれは通用しない。
笑顔でありがとう。と返すと会話が始まってしまった。
「私、インフォーメーションセンターで働いていて、母がゲストハウス運営してるんだけど今夜の宿をお探し?」
「今から帰るところなの。よかったら送るわ。️」
おいおい。一体どうなってしまうんだ僕は!!
でもなぜか信じてしみたいw
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ホテル名を聞き、調べてみるが高くもないしレビューも悪くない。
近くのカフェで聞いてみる。どうやらいい人かもしれない。
半信半疑のまま車に乗った。20分間シートベルトを締めたふりをしているとゲストハウスに到着した。

結局のところ、、、
親切な方だった。紅茶をもらって落ち着いてほっとする。
翌日、空港行くと、けん玉とコマの紐とバッテリーは無くなり、天狗のお面は木っ端微塵になってはいたが、無事バックパックは帰ってきた。


一件落着
人を疑ってしまうのは旅するうえでしょうがないことだ。
だからこそ、その人がどんな人でも、助けてもらったなら、いつも以上に感謝の気持ちを伝えるべきだ。
その人がホテルの利益のためにやったことだったとしても、僕はある意味救われた。
助けてくれてありがとう。
日本のポストカードをプレゼントして、
ゲストハウスを後にした。

さあ。モンゴルの家族のもとへ!!
↓次回「田舎の"しあわせ"都会の"幸せ"」↓
第一章「旅ってなんだ」より
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