息子の参観日、45分間振り回された話
たった45分の授業で、
こんなに振り回されるとは思わなかった...
先日、学校の参観日があった。
息子が2年生になって、はじめての参観日。
授業がはじまる5分前。
息子の友だちのお母さんと会った。
廊下で話す。
息子が中からやってくる。
「来とるん知っとったよー!!」
いつものように喜んでいた。
チャイムが鳴り、授業がはじまる。
息子は、一番前の真ん中の席。
なのに...堂々と手を振る。
窓から見ていたわたしに向かって。
1回や2回どころではない。
45分、ほぼずっと!
4つの変顔を、高速で繰り返し、
最後は、満面な笑み見せる。
先生が話していても、
他の子が発表していても、
息子はずーっと手を振っていた。
“あっち、あっち!”
前を向かそうと指をさす。
変顔が返ってくる。
上靴もちゃんと履いていない。
席を立って、黒板に向かうときも、
かかとを踏んだままだった。
わたしは急いで、
鞄からスマホを取りだした。
“くつ”
大きく書いたメモを見せる。
首を傾げて、わからないふりされた。
そして、また変顔。
隣の子と話し合う。
なのに息子は、
後ろを向いて、まだ手を振る。
これはダメだ。
わたしは横の窓に隠れた。
ちらっと覗く。
「おったー!」
...声、出てるし。
さっきよりテンション上がってしまった。
先生に迷惑をかけたくない。
今度は、息子を見ないようにしてみた。
黒板を見たり、発表する子を見たり。
お!これは少し効果があった。
一度は手を振るものの、授業に集中しはじめた。
けれども、1、2分後だっただろうか。
一人一人が発言することに。
クラスのみんなからピリッと伝わる緊張感。
ダメだ、息子を見てしまった。
先生は、息子がわたしばかり見ていることは知っていた。
息子の番になり、
「〇〇くん、行くよー」
目を合わせ、そう声をかけてくださった。
そして、息子はちゃんと言えた。
ホッとして、わたしを見る。
“うんうん”とできたことを頷き褒めた。
息子を見ないなんてできなくなった。
息子は、また手を振る。
もう、声が漏れてる。
「ママ!」
手を口におさえても遅い。
周りのお母さんも、「かわいい」と笑っていた。
ニコニコ手を振るのは息子だけ。
わたしはぺこぺこ頭を下げた。
授業が終わりに近づいていく。
息子は、急に手を振らなくなった。
代わりに、口がぱくぱくしている。
何を言っているのかは、
すぐにわかった。
“お・む・か・え・♡”
わたしの口もぱくぱくしてた。
“わ・か・っ・た”
幼稚園のときから、かわらない息子。
手の振り方だけは、レベルアップしている。
ずっと振る息子と、
ずっと見ているわたし。
ふたりで何してるんだろう。
そんな息子は、授業が終わると
さっさとしまって、
もういない。
今回は、たかっちさんの「400note祭り」の企画に参加させていただきました!
あらためて、共同マガジン「みんなの成長ラウンジ」に400名、おめでとうございます!
「自由に楽しむ」を参加することで感じました!
開催期間は、4/19(日)まで!
お題は3つ!!
※どれか1つでもいいですし、全部書いてもOK。
①400から連想したもの
②どうでもいい話
③完全自由
▼詳しくは、たかっちさんの記事から
「書く」って、こんなに自由でよかったんだを、
ぜひ、体感してみてくださいね♡
お読みいただき、ありがとうございました。
