洋食店のライス

 洋食店のライスがあまり好きではない。なので、基本的に初めて洋食店に入ることはない。

 別にライス自体が不味いという話ではない。平皿に盛られて提供されるのが嫌なのだ。平皿に盛られたライスは大気に触れる表面積が大きいため冷めやすい。そして日本人の好きな粘り気のある短粒米が冷めると皿に強固にくっつくため、食べ終わった皿を見ると恥ずかしくなるくらい取り切れない米粒が残っている(カレーライスはカレーがカバーしているのでましだが。)。

 この経験から日本人がご飯をお椀によそって食べる意味がわかった気がした。大気に触れる面積を狭くすることで、できるだけ最後までご飯を温かい状態に維持しているのだろう。短粒米を美味しく食べるベストの方法だと思う。

 ライスを平皿に盛るのは西欧の影響だと思うが、これだけ日本食が世界に受け入れられているのだから、洋食であっても短粒米は平皿ではなくお碗によそうというという文化を発信できないだろうか?

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