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【詩】結婚

もう、
人は人を恋していないのかしら?
人はそう「決めた」のかしら?
諦めるべきですと。
皆に祝福されるのが女の幸福ですと。

ー誰を信じればいいの?
ー誰と結婚するの?

ところで私の結婚を決めるのは顔のない人達。
「失敗するわよ」と。
午後四時半の会議にて「成熟」したおとな達は囃し立てる。
勇気を奮って、その方々を袖に振る。

「形式か内容か」
賛成派はシステムの重要性を説き
反対派はシステムより不実を詰る。
この世には愚行権がある。
私に世間は見えない。
見えないからにはないものと同じである。

日付変更線をまたいで齢は変わった。
ひとつ。妥協。
目に見える。妥協。
しかし非難はやむことはない。

アンナカレリーナの冒頭で言及されている通り
不幸にも色々と種類がある。
であるならば
私は進んで不幸になる。

ーあの人と一緒になる。
不幸であってもそれは幸だ。
決断主義による不幸にアドレナリン。
他にタウロン。リポビタンD。

私にも仮に「一票」が赦されるならば
それはこの世では、あの人を選ぶことでした。
あの人と一緒になるという。

ーどうか許してください

今、
私は心より
その権利を一度だけ
人生で行使したいと思います。

私を見守ってくれる人もいる。
そうでない人もいる。
いずれにしても決めることは厭わない。
私は一礼してタラップに乗る。

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