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シュウマイを失敗した日、なぜか心が軽くなった話

うまくいくはずだった・・・晩ごはん

晩ごはんに、シュウマイを作った。

久しぶりに「ちゃんとした料理」をしようと思って、
少しだけ丁寧に、少しだけ気合いを入れて。

でも——

見事に失敗してしまった。


なんか違う…これ、シュウマイじゃない


ワンタンの皮は破れて、
蒸している間にベタベタにくっついて、

気づけば、
「肉団子にワンタンをかぶせた何か」になっていた。

そして一口食べると、

……あれ?

これ、シュウマイじゃない。
味は完全にギョーザだった。

「ごめん、失敗した」と言えたこと

「ごめん、失敗した」

そう言って、そのまま食卓に出した。

ちょっと前の私だったら、
きっと出せなかったと思う。

失敗した自分を責め、落ち込むだろう。
人生でシュウマイを包んだ回数なんて数回のはずなのに。

「ちゃんと作れなかった」
それだけで、やっぱり自分をダメだと思っていたから。

「それでもいい」と思えた瞬間

すると息子が一言。

「ほんまやな。でも味はまぁまぁまぁ」

そう言って、ギョーザ味の肉団子を普通に食べてくれた。

その瞬間、ふっと肩の力が抜けた。

ちゃんとしていなくても、成立している

ああ、これでいいんだ。

見た目が崩れていても、
思った通りじゃなくても、

ちゃんと誰かが食べてくれて、
「おいしい」と言ってくれる。

それだけで、もう十分だった。

失敗を、なかったことにしなくていい

昔の私は、

失敗したものは隠したくなっていた。
なかったことにしたくなっていた。

でも今は違う。

失敗しても、
それをそのまま出していいと思える。

「これはこれでアリ」と思えるようになったこと

あのシュウマイは失敗だった。

でも、

「ギョーザ味の肉団子」だと思えば、
それはそれで成立している。

無理に正解に戻さなくてもいい。

別の形として受け取ればいい。

あの日、軽くなったもの

あの日のシュウマイは失敗だった。

でも、
あの日の私は、少し軽くなっていた。

うまくいかない日も、
思い通りにならない日もある。

でもそれを

「ダメだった」で終わらせるか、
「これも一つ」と受け取るかで、

心の重さは変わる。

完璧じゃなくてもいい。

ちゃんとしていなくてもいい。

今日のあなたも、ちゃんと“成立している”。

そんなことを教えてくれた、
ちょっと変なシュウマイの話でした。

最後までよんでいただき、ありがとうございました。

捉え方次第で心も変わる。
世界がまた違って見える。
そんなふうに日々を楽しんでいます。

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