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pasteltime
音で知る安心、音のない恐怖。
子どもが2人になると育児の大変さは単純に2倍ではなく、
体感としては3倍にも4倍にも跳ね上がると言われる。
その理由の一つが、「生活音のギャップ」ではないだろうか。
4歳長女は、生活音のボリュームが常に「マックス状態」だ。
歩くときはドスンドスンとかかとを鳴らし、
おもちゃの片付けではガシャンガシャンと
乱暴な音が響き渡り、
独り言すらマイクを通しているかのような通りの良さ。
機嫌が良ければ全力で鼻歌を歌っている。
長女がリビングにいる限り、
我が家に「静寂」という二文字は存在しない。
そうかと思えば、
その足元をすり抜けるのが1歳次女である。
この次女、音がしない。
フローリングを歩く足音すら聞こえず、
気づけば後ろに立っている。
そして、いつの間にか椅子によじ登っていたり、
ソファの上から、派手にティッシュをバラまいてたりする。
「音を立てずに悪事を働く」という
恐ろしい特殊スキルを、身につけているようだ。
私の気配を察知するセンサーが追いつかず、
何度「うわっ!」と声を漏らしたことか……
「うるさい!」と「危ない!」の
二大パニックが同時にやってくる日々。
長女の爆音をレーダー代わりに、
「あ、あっちで遊んでるな」と安心していると、
不意に訪れる無音の恐怖に心臓を掴まれる。
にぎやかすぎる長女と、気配を絶つ次女。
今日も私は、この「静と動」のコントラストに振り回されながら、
スリリングな一日を過ごしている。
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