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shizuku_compass
朝5時半の侵入者たち
平日はあんなに
「起きなさーい!」と、
布団から引っ張り出さなきゃいけない、
4歳長女と1歳次女。
不思議なもので保育園がある日の朝は、
ゾンビのように這いずり回っているのに、
休日に限って目覚まし時計よりも早く、
すっきりと目を覚ます。
今朝もそうだった。
時計を見ると、まだ朝の5時半。
「……なんでやねん」
思わず心の関西弁が飛び出る。
私の意識はうつろだというのに、
姉妹はすでにフルチャージ完了。
長女は
「パパ!おきてー!」と
私の顔面を容赦なく踏みつけ、
次女は耳元で
「あきゃー!!」
と意味不明なハイテンションで
奇声をあげている。
なぜなのか……
なぜ休日に限ってこうなるのか……
大人は「休日=睡眠を補填する時間」と捉えがちだが、
子どもにとっての休日は、
「パパとママのフル稼働日=最高に遊べる日」だ。
普段とは違う空気を敏感に察知し、
脳内でアドレナリンがドパドパ出ているからこそ、
睡眠欲よりも「遊びたい欲」が勝ってしまうのだろう。
とはいえ、眠いものは眠い。
「パパ、おきて! 朝だよ! 明るいよ!」
長女の甲高い声とともに、
次女が相槌を打つように、私の髪の毛を引っ張る。
……起きます、起きますよ。もう起きるしかありません。
こうして、休日という名の「試練の一日」が、
朝の5時半から盛大に幕を開けるのだった。
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