在り方は、滲むもの
何かを伝えようとしなくても、
在り方は、勝手に滲んでいく。

頑張って言葉を選ばなくても、
説明を重ねなくても、
人は意外と、空気ごと受け取っている。
誰かを導こうとするより、
正しさを証明するより、
自分が無理のない場所に立っていること。
それだけで、十分なこともある。
急がなくてもいい、
形にしなくていい、
何かを生み出していなくてもいい。
外がいちばん静まるこの時期は、
心の奥の微かな音にも、
気づきやすくなる。
聞こえたとしても、
言葉にしなくていい。
整えなくてもいい。
声を張らない選択。
前に出ない勇気。
静かであることを、肯定する在り方。
滲むものは、急がせると濁る。
一年でいちばん寒さが深まる頃。
体も心も、思うように動かない日がある。
外は静かで、意識は自然と内側へ向かう。
今日は、その流れに逆らわずにいようと思う。
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