朝の台所が快適になった『電気スリッパ』
電気スリッパのおかげで、朝の台所がぐっと快適になりました。
もう春なのですが、わが家ではこのタイミングで導入です。倹約家の夫が、値引き率の上がる季節を見計らって買ってくれました。電熱ヒーターで足元が温まり、しかもコードレス。
履いたまま台所を歩き回れる、なかなか便利なグッズです。

わが家の朝は少し特殊です。トラックドライバーの夫は、明け方3時ごろに帰宅します。それからお風呂に入り、ご飯を食べてから就寝。
窓の外はまだ真っ暗です。
3月とはいえ、深夜の台所はなかなかの冷え込み。冷え性の私は、ベッドから出た瞬間に足先が冷たくなってしまいます。

そんな私に、電気スリッパはぴったりでした。
ボタンを長押しするだけでスイッチが入り、すぐに40度以上のぬくもりに包まれます。別府の旅館で床暖房の上を歩いたことがありますが、あの感じに近いです。一気にホカホカになります。
料理をはじめると、卵をゆでている鍋や炊飯器から蒸気が上がり、台所の空気も少しずつ温まってきます。お味噌汁の味見をしながら熱いお茶を飲んでいるうちに、体もぽかぽか。
「もう十分かな」と思ったら、足元のボタンを長押しして電源オフ。これだけです。

以前はエアコンの暖房を使っていました。料理中の私が暑く感じて切ると、起きてきた夫が「寒いやないか」とまたスイッチを入れる。そんな小さな攻防がありました。
エアコンは起動時の電気代が高いとも聞くので、できればオンオフは減らしたい。
その点、電気スリッパはとても気楽です。暑ければ切ればいい。しかも切ったあとも、モコモコの生地の中に熱が残るので、しばらく温かいのです。
最近は、夫が起きてくるまで電気スリッパだけで過ごせています。

1か月使ってみて、気になった点は3つ。
・中国製バッテリーが少し心配
・歩くとコツコツ音がする
・洗濯できるらしいが、壊れそうで怖い
逆に「これは良い」と思った点も3つあります。
・寒い朝でもすぐに温まる
・エアコンより電気代が安い(1時間約0.5円)
・ボタンひとつの単純操作
わが家のリビングでエアコンを使うと、電気代は1時間 30円ほど。メーカー表示の「1時間0.5円」が本当なら、なんと60分の1です。(本当かな、と半信半疑ですが)
寒いときだけスイッチを入れる使い方で、1回の充電でも休日2日分くらいはもちます。

ただ、中国製バッテリーは少し気になります。小型で軽いのですが、充電中に熱くならないか心配なので、誰もいない状態での充電は避けています。
じつは最初に付いてきたバッテリーのひとつは、2日で反応しなくなりました。夫は返品しようとしていましたが、けっきょく別売りバッテリーを購入。それ以降は問題なく使えています。

もうひとつ気になるのが、歩いたときの音です。底面のPVCがフローリングに当たって「コツコツ」と高めの音がします。
マンションの階下に響いていないか気になって夫に言うと、
「オレのマンションの床は、そんなペラペラやないで!」
と返されました。
はい、失礼しました。
それでも、寝ている夫を起こさないように、廊下はそろりそろりと歩いています。もっともPVC素材のおかげで、水仕事中に濡れないのは助かるのですが。
ちなみに「洗濯できます」と書いてありましたが、壊れそうで怖くて試していません。今のところは日陰干しで殺菌しているつもりです。

使ってみて思いました。
足元が温かい、それだけで朝の台所仕事への気持ちがずいぶん違うのです。
「こんな寒くて暗い台所で、なんで毎日私だけ…」
そんなモヤモヤが、いつのまにか減っていました。
気持ちに余裕ができて、「もう一品つくろうかな」と思える日もあります。
温度は3段階で、低温40~45度、中温50~55度、高温60~65度。「55度とか65度なんて使わないでしょ!」って思っていましたが、朝いちばんだけ高温にして一気に温める日もあります。ふだんは低温モードです。

そして何より良かったのは、台所に私一人しかいないのにエアコンをつけている“電気代の後ろめたさ”から解放されたことです。
寝起きだけ寒がる夫のために、リビングの温度を調整する必要もありません。
朝からイラッとしない。
モヤモヤしない。
本当に小さなことですが、この電気スリッパが私の朝を少し自由にしてくれました。
いまは新生活セールでさらに割引されているようです。来冬にはもっと新しい機種が出るでしょう。それでも、「とりあえず試してみたい」という人には、今が意外とお得なタイミングかもしれません。
(↑こんなに、ボーボー燃えていません・・・足湯みたいな温かさです)
