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急げばいいってもんじゃないよ―本州14/34 山形県

アクシデント発生

新潟から村上へと順調に在来線で移動し、村上発酒田行きに乗った私は、さらに酒田発秋田行きに乗り換える予定でした。

粟島が車内からくっきりと見えました

「粟島が肉眼で見えるな〜」と興奮しながらのんびりと列車に揺られていたら、まさかのアナウンスが車内に流れました。

「大雨の影響で、酒田発秋田行きは途中駅までの運行となります」

焦った私は、愛用の時刻表で代替ルートを自力で研究しました。その結果、酒田駅の手前の余目駅で下車し、陸羽西線で新庄駅へ行ってそこから秋田駅へと行くルートが見つかったのでした。

通りかかった車掌さんにそのルートで秋田まで行けそうか尋ねたら、大丈夫だとお墨付きをもらえました!

陸羽西線は、トンネル工事が終了するまでの間、バスでの代行輸送が行われており、そのバスには青春18きっぷで乗れてしまいます。

バスは酒田始発も余目始発もあったのですが、乗り換え時間や座れる確率の高さを考慮し、余目で下車しました。

余目は酒田と鶴岡の中間地点なのですね
あまるめ……難読駅です

余目駅はこぢんまりとした駅ですが、駅のすぐ近くにお土産などが買える広い店があり、バスに乗るまでの間、そこで楽しく過ごすことができました。

酒田始発のバスが混んでいたら、次の余目始発にしようと思ったのですが、酒田始発のバスは全く混んでおらず、問題なく座ることができました。酒田から秋田へ行くつもりだった人の多くは、酒田駅で羽越本線の運行再開を待ったということなのでしょうか。

バスからは広大な水田や迫力満点の最上川が見えました。バスも快適ですね😊

バスから見えた美しい水田
最上川の荒々しい流れも見えました

バスにのんびりと揺られ、新庄駅に到着。山形新幹線の駅でもあるため、お土産の品揃えが豊富で、美味しい飲食店もあり、行くことができて本当によかったです。

新庄駅
新幹線と在来線が並んでいました

私の心には、中学2年生の国語教科書に掲載されている俵万智さんの短歌が浮かびました……

蛇行する川には蛇行の理由あり急げばいいってもんじゃないよと

俵万智『チョコレート革命』河出書房新社、1997、25頁

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