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働くことで、私は何を求めていたのか


働くとは、お金を得ることなのか。
やりがいを得ることなのか。
誰かに貢献することなのか。
それとも、自分が成長することなのか。

私は長く働いてきたのに、その優先順位を考えたことがなかった。


前職で上司に、

「給料を上げるよう、上に働きかけている」

そう言われた。

ありがたい話だった。

けれど、私が本当に変えてほしかったのは、給料だけではなかった。


忙しさや業務の非効率を何とかしてほしかった。

仕事の範囲を広げたかった。

そして何より、

経験を積み、自分を成長させたかった。

しかし、それは会社や顧客への貢献より、自分の都合が先ではなかったか。


私は「誰かの役に立ちたい」と言いながら、

本当は「この仕事で自分が何を得られるか」を先に考えていたのかもしれない。


成長したいと思うことは悪くない。

ただ、仕事では順番がある。

まず誰かに価値を渡し、その結果として経験や成長、報酬が返ってくる。


給料、やりがい、安定、成長、世間体。

どれか一つだけを選べるほど、働くことは単純ではない。


私は今さらながら、「働くとは何か」を学び直している。

そして、その問いは、キャリアコンサルタントという仕事の意味にも、つながっていた。



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