2025/07/10 「ただいま」に重なる宝物 〜工作と暮らしの静かな物語〜
2025/07/10
朝の通勤途中、入道雲が綺麗だと思った。
まだ雨が降り出す気配は全くない。
仕事を終えて家に着く頃には、風がなく、空気はじっとりとまとわりつく。そんな日のお迎えは、少しだけテンポが早く動いていく。
そして「雨が降る前に帰れたね」と、玄関の前に着いた瞬間に小さな安堵がこぼれる。次女とハイタッチ。
湿度の高い空気が肌にまとわりつくように、なんだか心にも重たいものが降りてきそうな、そんな木曜日の夕方。
扉の向こうに待っていたのは、長女の「みてみて!」の声と、可愛らしい作品だった。
自分の世界をそのまま
青い粘土に、黄色や白の星たち。
図工の授業で可愛らしい鉛筆立てを作ったそうだ。
ひとつひとつ模様も、粘土で頑張って作った痕跡が見える。
「ここが一番大きいポイントの星で、これは押すと気持ちいいボタン」
自分の世界をそのまま手に表現できるって、なんて尊いんだろう。
「好き」や「感じたこと」が、そのままかたちになる。それを「見てほしい」と思ってくれることも、今だけなのかもしれない。
どこか不揃いで、不恰好で、完璧じゃない。
それでも、彼女の作品は確実に成長している。
きっとそれが、愛おしいのだ。
ちょっとした違和感に気づく日
夕飯は、生姜焼きに、ひじきときゅうりの酢の物。
トマトはそのまま、味噌汁は具だくさんに。
毎日のことだけれど、今日は「こうして並ぶ食卓っていいな」と、ふと感じた。
何気ない日の献立。けれど、「いつも通り」の中に、季節や体調を気づかう気持ちがちゃんと宿っている。
数字だけでは測れない「がんばり」が、暮らしには確かに積み重なっている。
それは、粘土のかけらのように、ちょっといびつで、だけど確かなもの。
例え誰にも気づかれずとも。
暮らしに宿る「ちいさな物語」
当たり前のように思える日々の中に、ちゃんと「物語」は存在していると思う。
雨が降る前に帰れたこと。
ただいまの後に差し出された作品。
季節を思って選んだ献立。
見えないところで積まれていく努力。
どれも特別じゃないけれど、どれも「私たちの暮らし」をつくっている。
「よし、また明日もがんばろう」と思えるのは、こういう積み重ねを裏切りたくないから。
だから、今日も見つめていたい
工作の精度が、少しずつ変わっていくように。
数字に、一喜一憂してしまうように。
日々はいつも、変化しながら進んでいく。
だから、その先にある本当に大切なものに目を向けていく。
家族の健康、日々の小さな幸せ、そして未来への希望。
変化の中に、ちゃんと「自分で選んだもの」があるか。それを、見失わないでいたい。
あなたの今日には、どんな物語がありましたか?
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大切な想いが詰まっているのかもしれません。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
完璧な答えを求めるよりも、その時々の感情を大切にしながら、少しずつ前に進んでいく。
雨雲の向こうには、きっと晴れ間が待っている。
そう信じて、今日もまた小さな一歩を重ねていきたいですね。では、また!
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