【読書感想】書く習慣|「書く」に煮詰まったときの救済書
ぬああぁあ。書けないー!
書きたいことあるんだけど、まとまらない。
もしくは、書くことない!ないよー!
…でも書かなきゃ書かなきゃ書かなきゃ…。
やばい、また今日も書けてないまま…。
という謎の焦りに囚われること…ありませんか?
頭のなかがグツグツコトコト煮詰まっている感じ…。ああ、どうして…。
それはあなたが「書く」ことに真面目で、「書く」ことがきっと好きだから。
だからこそ。煮詰まっていることが苦しい。
なんかしかもそういうときほど「いいの書かないと…」ってなったりしちゃいますよね。
そんなときにおすすめの本があります。
知っている方も多い本かも。
こちら。
書く習慣 いしかわゆき
本のことを話す前に私とnoteのことを少しだけお話させてほしい。
元々書くことは好きと思っていたけどnoteと出会ったことでより書くことにはまっていった。
そして、noteをはじめたきっかけは副業に興味を覚えたことだった。
テーマを決めて、それに沿った記事の投稿を重ねて、有料noteを出す、最終的にKindle出版を目指す。その流れでいきましょうとスタート。
が、あっさり挫折。
書くことが好きなので…とはじめたnoteだったが読まれることを意識しすぎてしまったのだ。
副業を教えてくれた方に添削をしてもらいながら書いているうちになんというか、耳ざわりのいい言葉、より好感のもてる言葉を選ぶようになってしまい、書くことが段々苦しくなり、やめた。諦めた。
だけどそんな私を救ってくれたのもまた、「書くこと」だったのだ。
私はこれまでもnoteの記事のなかでそのこと何回書くの~?しつこいなあってくらい書いているのですが笑
書かせてください。私はメンタルがぼろぼろのとき(自業自得なところもあるのですが)書くことに救われました。
にも関わらず、冒頭にあったような書くことへの煮詰まりがまた起こって、そんなときに出会った本が、いしかわゆきさんの「書く習慣」でした。
この本には「書く」ことへのハードルを下げる言葉がたくさん散りばめられています。
例えば私は当時、しょっちゅう「意味あること書かなきゃ!」ともうゴリゴリな強迫観念に駆られていたのだけど、いしかわゆきさんの次の言葉にゆる、と肩の力が抜けた。
「有益」かどうかは自分で判断することではなく、受け取り手が決めることなのだと実感しました。
大切なのは、「こんなの無益だ!」と自分で決めつけてしまっておくのではなく、思い切って出してみること。
そして、更に書くことへのハードルを下げてくれたのがこちらの文章。
毎日をまったく同じように過ごしている人なんて存在しません。
平凡な日常も、誰かにとっては面白くてタメになって、不思議な日常になる。自分の日常を「ありふれた日常」だと勝手に決めつけているのは、他ならぬ自分自身なのです。
私は文章はたくさんの人に届かないと意味がない、とか。センスよくまとめないと、とか。
大分、だーいぶ自分でハードルをよいしょよいしょと高くしていたことに気付きました。
でも。書くことが好きだから、noteに興味を覚えたし、はじめたのです。
離れたけど、書きたいんだ、って思ったから、また書くことを再開した。
だからこそ、書くことに苦しみすぎたくない、と感じていて…「あ、煮詰まっている!」と思ったときこそ、いまはどうでもいいことを書いたりするようにしています。
ちょっとドキドキしながら笑。
するとけっこう…反応があったり。そのことに嬉しい気持ちになったりね。
忘れていた、この感覚。
書くことは、こんなにも懐が深い。
まるごとどんな私も受け止めてくれる。
そのことを、思い出させてくれた。
いしかわゆきさんもはじめに、のところでこう書いています。
もちろん「書く」ことは、仕事以外でもわたしを救いつづけてくれました。
(中略)
「書く」ことは最高のひとり遊びでもあり、良き相談相手でもあり、口で言わなくても自分の気持ちを相手に届けてくれる最強のツールでもあります。
そうきっと…みんな「書く」の魅力を知っている。
けれど、私も含め誰もが流暢ではなく…書きたいのに書けないと、もがいて。
書くことが苦しくなる。
いしかわゆきさんは「書く」ことに救われた経験があるからこそ「書く」ことをやってほしいと綴っている。
「書く」ことを好きでいるために。
ユーモアたっぷりに、「書く」ことを習慣化するコツがわかりやすい言葉でぎゅっと詰まっている。
この本を読んだあとは「書けない」「書くのしんどい」など「書く」ことへの煮詰まりがいつの間にか無くなっているのを感じる。
まさしく「書く」人にとっての救済書だ。
コトコト。あ、煮詰まっている。さあ、ほぐしにいきましょう。
