花より苺サンド
春の食べ納め。
花見に出かけたはずが苺サンドを食べに
とんぼ返りした話です。
お時間あればお付き合い下さい。
今年は何故か桜をあまり見ていない。
毎年花見に出かける訳ではないが、どこかしらに出かける際に桜が咲いているので自然と見ることが出来ていた。
具体的な数値では無いが、私の中にはなんとなく桜に満足するまでのノルマがある。
今年は遭遇率が悪くまだ満たされていない。
もうすでに満開気味なので来週には葉桜になっているかもしれないという焦燥感に駆られ、花見目的でドライブ出かけた。
とはいえ目的地は花見スポットではない。
桜を見たいのに人が宴会しているような場所では桜に集中出来ない。
欲を言えば、なるべく静かな所が良い。
桜は風に枝が揺れる動きと音、そして花びらが散る様を合わせて見ることで「桜を見た」という満足感が得られる。
目的を果たすために、とりあえず桜くらい咲いているだろうという予測の下に最近出来た道の駅を目指しながら山の方へと向かって行った。
道すがら既に川沿いには桜が咲き乱れている。
遠目で見る桜も良い。
遠目の方が全体を捉えられるし、桜はあまり近づき過ぎると花びらの多さにギョッとするので適切な距離感も大事である。
既に私の視界は桜色に染まり、桜を見るという目的は満たされつつあった。
しかし助手席からの
「苺サンドまだあるらしいよ」
という一言で私の目の色は塗り替えられました。
苺サンドっ!
桜と並び春になると私が勝手にノルマを課している食べ物だ。
よく行く喫茶店の期間限定メニューで、
普通の苺より流通期間が短い品種のみを使用しているため、苺が旬の12月〜5月の間で約2ヶ月弱しか販売されない。
ノルマはざっくりだが
【行けるタイミングがあれば食べる】
である。
今年は既に3回食べており、もう一度くらいは食べに行けると思っていたが、先週突然の販売終了が告知されていた。
残念だけどしょうがないと思っていた矢先、何故か分からないがもう一度行けるチャンスが復活した。
おそらくこれが今年のラストチャンス。
そうなると桜を見るよりも
断然苺サンドが食べたい。
片道30分かけて来た目的地を10分ほどで切り上げてすぐに喫茶店に向かった。

画像を見て頂ければおいしさについての説明は不要かと思いますが、見えてない部分の話をしますと生クリームとは別に練乳が挟まってます。
完熟しているのに固さも残っている甘い苺に生クリームと練乳の組み合わせは何度食べても新鮮に驚くほどおいしい。
あえて欠点を言うなら崩れやすく食べづらいことです。
そのためゆっくり味わいたいのにある程度豪快に食べ進めないといけないのですぐに無くなってしまいます。
今日も今年最後だというのにあっという間に食べ終わってしまいました。
もう当初の桜を見納めに行くという目的はすっかりどこかに行ってしまいましたが、
春っぽいことを納める一日としては充実していたので良しとします。
桜も思い入れあって好きなんですけど、
結局私は花より団子です。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
