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⑩フランスでちょっとだけ働いた話

*初出執筆:2018/04ごろ (追記は「*」つけてます
*関連noteの説明はこちら

在学生だったけど、自分の在籍プログラムのコーディネーター代理をやりました


経緯

(*2017年)8月にフランスに戻った後、大学で所属プログラムのコーディネーターさんの育休代理として働きました。名目上はアシスタント・コーディネーター。

通常のバカンスに加えて新学期開始までコーディネーターが育休を取るから、その代理をやらないかという話が来たのが6月のこと。ビザで決められている労働時間の制限なんかがあることなんかを話しつつ、じゃあ夏の集中講義終わったら引き継ぎしようね! と言いながら、引き継ぎが間に合わないまま私が一時帰国。

その結果、仕事の引き継ぎはコーディネーターさんが用意してくれた資料を見つつ、一回だけSkypeミーティングで説明を聞いただけ。仕事の契約書もこの時担当の人の休暇の都合で間に合わず、私は全くもって、自分が何時間働くのか、お給料がいくらなのかもわからない状態でした。

すったもんだで仕事開始

私が8月にフランスに戻ってからは、オフィスの鍵の受け取りの時と、一日だけ成績処理なんかのためにコーディネーターさんが戻って来た時にいくつか確認作業をし、ついでに大学のいくつかの部署には連れて行ってもらってそこの担当の人にも会いました。

9月に入って大学が事務側も学生側も動き始めた頃、人事担当の人が休暇から戻って来たので、一度オフィスに行って契約期間の話に。「大方理解できたけど、大丈夫か・・・?」、みたいな状態でしたが最終的には詳細説明はメールで送るね、と言われてその日は終了。

だがしかし、なかなかメールが来ないので、もう一度自分で連絡してみたら、他の用事と一緒にオフィスに来てくれました。

主な業務

1ヶ月、しかも半分の時間なので、担う業務自体は限定的なんですが、年度のはざまあので案外重要でした。

  • 新入生および在学生の学生情報登録手続き

  • 関係部署とコンソーシアム校との業務連絡

  • 授業担当教員への時間割と教室の連絡

  • 新学期オリエンテーションの準備

  • 修士論文提出

  • 関連事務

なぜか新入生候補の子の英語力確認の面談もやってて、ほんと謎だった・・・笑

バカンスと手続き

ちなみに、フランスのバカンス期間もろかぶりの契約手続きだったので、書類は9月中にすべて提出したはずでしたが、最終的にお給料をもらうことができたのは3月になってからでした笑 人事担当の人が手続き終わらせてても、その次の担当者が動いてなかったりなんだりで時間がかかりまくったようです。フランスあるあるだ〜笑

おもしろい経験&意外なところでの役立ち

仕事の話が来た時は、ん? バイト? それとも一応インターンみたいな扱いか? それかTA的な感じか? とか色々思いましたが、何よりも「そんな新学期直前の事務をフランス語B1レベルしかなくて、しかも英語も第二言語でこの間の提出課題グダグダだった留学生にさせていいのか!?」というのが先にあったので慌てて本人に「興味はあるけど、一体全体どういうことやねん!!!」と聞きにいきました。

話を持ってきた先生(指導教官)、私がいつ一時帰国から戻るかを確認しただけで、本当に何の説明もせず「大丈夫大丈夫!」みたいな感じだったし。
本人からも「大丈夫、そんな大したことないから。大方のことはやってから休暇に入るし。それに、Harukaはできると思うから」と言われつつ、どんな形でも履歴書に書けそうだしな…と引き受けました。うん、今回の最終決断理由はそれだった。

とはいえ、実際問題、留学生である私にとっては最初「大したことあるやんか!!! ちょっと!!! 週一でいいからせめてフォローを!!!」みたいな状態でした。

でも、やっぱりやったことがあるってすごいね。日本でのバイトや何やで、電話をとるとか、問い合わせのメールを送るとかは行動ベースがあったので、言語面はかなりグダグダしていましたが周りに「これはどうしたらいいですか?」「この場合こうですか?」「すみません、これ確認させてください」という類のことを繰り返してどうにか乗り切りました。10分くらいかかって書いたフランス語のメールに、3分後には質問付きで返信が来た時はめげそうだったけど笑

それでも、すこしずつメールを書くのは慣れてきたし、正式な手紙の雛形もここでベースをつかめたからその先フランスで手紙を出すときには困らなかったです(滞在許可そう更新時にその場で書かされた手紙もこのときの経験のおかげでどうにかなった)。

1ヶ月だけでしたが、それでも本当に引き受けてよかった、と思える経験になりました。日本人的に、年上の人を名前で呼ぶのは相変わらず抵抗があって、特にメールだとやっぱり敬称つけずにはいれませんでした。でも、途中でオランダのコーディネーターさんが「同僚だから名前でいいのよ」とメールで書いてくれたり、おなじオフィスの別の修士担当の二人もよく相談にのってくれたりして、最終的には名前呼びになったりしました。

その後も、用事でオフィスに行くと話かけたりしてくれて、すごく居心地がよかったし、コーディネーターさんにその後いろいろ相談するのもすごくしやすかった。2年目はいろんなことに挑戦した一年でもありましたが、たぶん、これが一番最初のきっかけであり、弾みになったと思います。怖いけど、やってみよう、っていう。そんな、去年(*2017年)の思い出です笑


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