自然と共に生きる #8|熊笹は、山の風の味がする。
「豊かさは、たくさん持つこと。」
……ほんとにそう?
こんにちは。
心の結び目をやさしくほどき、
本来の自分へ還るお手伝いをしている、
ゆきよちゃんです🌿
実家の山には、
たくさんの熊笹があります。
風が吹くたびに、
笹の葉がさらさらと音を立てます。
その音を聞くと、
「ああ、今年も夏が近づいてきたな。」
そんな気持ちになります。
今だけの、新芽
熊笹は、
一年中そこにあります。
でも、
私が楽しみにしているのは、
春から初夏にかけて伸びる新芽です。
まだ葉が開ききっていない、
やわらかな若葉。
少し時間が経つと、
葉はどんどん硬くなってしまいます。
だから、
この季節だけの、
小さな贈りものです。
山の風みたいな香り
新芽を乾燥させると、
ふわっと広がる香りがあります。
青葉の香り。
少しだけ甘さを感じる香り。
山を歩いた時に感じる、
あの澄んだ空気のような香り。
派手ではありません。
でも、
静かに心が落ち着いていきます。
私はこの香りが、
大好きです。
やわらかいものだけをいただく
熊笹は、
どの葉でも同じではありません。
我が家では、
節と節の間が伸びた、
やわらかな新芽だけをいただきます。
硬くなった葉は、
来年へつながる大切な葉。
だから、
「今かな?」
と植物と相談するような気持ちで、
必要な分だけ摘みます。
全部いただくことはしません。
来年もまた、
元気な新芽に会いたいからです。
昔の人は知っていました
熊笹は、
昔から暮らしの中で大切にされてきました。
食べ物を包み、
香りを移し、
保存にも使われてきました。
新芽は山菜として。
葉はお茶として。
ひとつの植物を、
無駄なく、
でも取り尽くすことなく使う。
そんな暮らしには、
自然への敬意があったのだと思います。
熊笹茶という楽しみ
葉を乾燥させ、
お湯を注ぐ。
すると、
山の風のような香りが立ちのぼります。
少し青い香り。
少し草の香り。
派手ではありません。
でも、
静かに心がほどけていくような一杯です。
熊笹にはクロロフィルや食物繊維などが含まれることが知られています。
私は効能を期待するというより、
季節を味わう時間として楽しんでいます。
※食品であり、特定の効果や効能を保証するものではありません。
「全部ほしい。」
……ほんとにそう?
山では、
全部を摘みません。
必要な分だけ。
来年のために残しておく。
その当たり前を見ていると、
豊かさとは、
たくさん持つことではないのかもしれないと思えてきます。
少し残す。
少し待つ。
また来年を楽しみにする。
そんな余白があるから、
自然は毎年、
同じ景色を見せてくれるのでしょう。
今日の小さなワーク
最近、
「もっと。」
「まだ足りない。」
そう思うことはありませんでしたか。
そんな時は、
一度だけ、
自分へ問いかけてみてください。
「ほんとにそう?」
今あるものを、
ゆっくり味わうことも、
豊かさなのかもしれません。
おわりに
熊笹は、
私に、
「残す豊かさ」
を教えてくれました。
全部手に入れなくてもいい。
全部急がなくてもいい。
来年もまた、
新芽は芽吹いてくれます。
自然は今日も、
焦らなくても大丈夫だと、
静かに教えてくれています。
だから今日も、
あなたへひとつだけ問いを届けます。
「ほんとにそう?」
本当の豊かさは、
たくさん持つことではなく、
季節を感じ、
今あるものを味わえることなのかもしれません。🌿
🌿 よかったら、自然の香りもおすそ分けします
この記事でご紹介した熊笹茶も、
八女・星野村の自然の中で、
やわらかな新芽だけを一枚一枚収穫し、
香りを大切にしながら低温乾燥しています。
袋を開けた瞬間の香りや、
お湯を注いだ時に広がる山の風のような香りを、
暮らしの中で楽しんでいただけたら嬉しいです🌿
🍃 ネットショップを始めた話はこちら
🌿 あわせて読みたい
📖 身体が「これが好き」と教えてくれる
📖 スギナは、何度でも芽を出す。
📖 カラムシは、ただの雑草じゃなかった。
📖 「まだ足りない。」って、本当にそう?
熊笹は、山の風の味がする──新芽の季節だけの、静かな香り|自然と共に生きる #8
🏷 ハッシュタグ
#熊笹
#笹茶
#野草茶
#山菜
#自然と共に生きる
#植物のある暮らし
#季節の手仕事
#山の暮らし
#自然からの贈り物
#ゆきよちゃん
いいなと思ったら応援しよう!
🌱このワークは、無料でお届けしています。
もし何か心にふれたら、そっとチップで応援いただけたらうれしいです🕊
