黄金泥棒
鑑賞:2026年4月@キノシネマ新宿
泥棒コメディです。金の工芸品を主婦が盗む楽しく面白いお話。家族、金を扱う企業、お金持ちの人たちを巻き込んだ、盗みの計画と、そのドタバタ劇。登場人物の行動が突拍子もないのがマンガ的で、笑えるところもあって、好印象です。
見やすい展開で、安心感があります。考察するけどような部分は少ないので、物足りないと思う人がいるかもしれません。何も考えずにテンポ良く楽しめる、親切な作品。良心を感じます。
田中麗奈さんのコメディといえば、ドラッグストアガールという作品を思い出しました。とても好印象。ハマっていると思います。
森崎ウィンさんの、信用できるのか怪しい役割もハマっていました。森崎ウィンさんの見せ方でこの作品のキャラクターバランスが成立しています。シナリオと配役の妙。
楽しませたい思いが伝わってきます。媚びすぎないのが、素晴らしい。考察がいりません。気楽に見られる作品が欲しい人にピッタリ。「映画だから」とか「映画として成立してる」とか、そういうのを考えてしまう人には向いてないかもしれません。
作品性が先鋭化する今の時代には貴重で珍しい。本作のように程よく適度に楽しめる作品が、もっと増えて欲しいと思います。
▲田中麗奈さん主演、宮藤官九郎さん脚本のコメディ映画。オススメです。
