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小さなダイヤのピアスを御守りにする

仕事をする時には、小さなダイヤのピアスをすると決めている。片耳0.2カラットずつの、小さくてシンプルな一粒ダイヤのピアス。もう20年以上続いている習慣。

ほんの小さなダイヤだけど、オフからオンに切り替えるスイッチであり、社会の荒波で働く私を守ってくれる御守りのようにも感じている。朝、鏡の前でピアスをつけると、よし、今日もがんばるぞ、と気合が入る。

固い職場だけど、このくらいの
大きさであればすんなりなじむ。
髪の毛の隙間からちらちらのぞく
透明で清潔感のある輝き。

ダイヤモンドは、きれいなだけじゃなくて、とても強い。地球上で最も硬い鉱石だ。小学生のころ理科の時間に「ダイヤモンドを研磨するにはダイヤモンドを使うんだよ」と教えたもらったのが、やけに記憶に残っている。

自分で自分を削り、磨き上げ、あの煌めきを放つようになる。カッコよくないですか。

ダイヤモンドの石言葉は「永遠の絆」や「純潔」など、いかにもエンゲージリング的な甘いものが有名だけど、「不屈」や「勝利」など勇ましいものもある。ダイヤモンドという語の語源は、古代ギリシャ語で「征服されざるもの」を意味するアダマス(adamas)だとか。

「婚約指輪に1カラットのダイヤが欲しいわ♡」とか言われて、「よし、これが俺の永遠の愛の証だ」なんて給料3ヶ月分はたいて買ったものの、「私の心まで征服できると思ったら大間違いよ」なんて思われてたとしたら、けっこうシュールだわ…

さてさて、私が今愛用しているピアスは、実は二代目。以前使っていたものは、どこかで落としてなくしてしまった。

ピアスはなくしやすい。服やマスクの紐に引っかかって後ろのキャッチが外れてしまうことがあり、そうするともう簡単にするっと抜け落ちる。落ちても小さいピアスでは音もならず、鈍感な耳たぶは何も感じず、ないことに気づいた時には、すでにどこで落としたか見当もつかない。

先代のピアスをなくした時はさすがに落ち込んだ。小さいとはいえダイヤだからそれなりのお値段するし、御守りと思っていたものをなくすなんて縁起が悪い。

ということで、二代目をお迎えするにあたり導入したのがこれ。ピアスロックmini。

ポストに差し込むとロックがかかり、後ろのレバーを爪で引っ張るようにするとロックが外れる仕組み。ロックがかかっている状態だと、ちょっとやそっとでは外れない。嬉しい安心感。

わりと大きいので、穴の位置によってはキャッチが悪目立ちしてしまうかもしれないけど、標準的な位置であれば大丈夫。正面から見て気になったことはない。


いつも耳にさりげなくピアスが光っているおばあちゃんになりたい、なんて憧れを抱いている。シンプルでシックな服に洒落たピアスというおしゃれが理想。ダイヤモンドのように自分で自分を磨き、強くて美しい女性でありたいものだ。

オフの日のピアスたち。
揺れるタイプのピアスが好き。


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