鳳来山東照宮の御朱印と歴史|徳川家康ゆかりの神聖な参拝ルート
愛知県の奥三河にそびえる鳳来寺山。
この霊峰の中腹に、静かに、そして荘厳に佇むのが鳳来山東照宮です。
日光、久能山と並び、「日本三大東照宮」の一つに数えられるこの場所は、徳川家康公の生母・於大の方がご祈祷を行ったという深い由緒を持ちます。
先日、この神秘的な場所を訪れ、その歴史の重みを肌で感じ、念願の御朱印をいただくことができました。
この記事では、
・鳳来山東照宮への実際のアクセス方法
・国重要文化財の社殿の見どころ
・御朱印の意味と、参拝をより深く味わうための視点
をお伝えします。
🐉 霊山への道のり:鳳来寺山を登る
鳳来山東照宮へ向かうには、まず鳳来寺山の麓に辿り着く必要があります。
公共交通機関を利用する場合は、JR飯田線の本長篠駅からバスに乗り換えるのが一般的です。
山へのアプローチは二通り。
体力に自信のある方は、麓から続く約1,425段の石段に挑戦できます。
この石段は、ただの登山道ではなく、両脇に杉の巨木が立ち並び、自然の持つ圧倒的な生命力と歴史の息吹を感じさせてくれます。
一歩一歩登るごとに、俗世を離れ、清らかな世界へ近づいていくような感覚を覚えます。今の自分の体力ではちょっときついかな。
より手軽にアクセスしたい方には、鳳来寺山パークウェイを利用し、駐車場から少し歩くルートがおすすめです。
私は今回、時間と体力も考慮し、パークウェイを利用しました。

無料部分では鳳来山東照宮の概要をお伝えしましたが、ここから先では、
🚗 車でのアクセス詳細と知っておくべき情報
・パークウェイの利用方法と駐車場情報
・実際にかかった所要時間
・参拝に最適な時間帯
🏛️ 社殿の「本当の見どころ」と、なぜ心が動くのか
・権現造の構造に込められた意味
・色彩と彫刻が語る物語
・日光東照宮との違いと、鳳来山ならではの静謐さ
📿 御朱印に込められた意味と、参拝を深める方法
・「三つ葉葵」と「国重要文化財」の朱印が示すもの
・社務所での自然な尋ね方
・御朱印を記録から記憶に変える視点
✨ この参拝体験を、他の神社仏閣でも活かす方法
・ 「場所と自分をつなぐ」意識の持ち方
・参拝前にやっておくべきこと
・体験を消費ではなく対話に変えるコツ
ガイドブックには載っていない、実際に訪れたからこそわかる情報と、参拝をより深く味わうための視点をお届けします。
🚗 パークウェイを利用した実際のアクセス
鳳来寺山パークウェイは、霊山の自然を楽しみながら車で山を登れるルートです。
麓から約20分ほどのドライブで、駐車場に到着します。
駐車場情報
・駐車場から東照宮までは徒歩約10分
・舗装された道なので歩きやすい
・途中から自然に囲まれた静かな参道に変わる

実際にかかった時間
・駐車場から社殿まで:徒歩10分
・参拝・見学:30〜40分
・御朱印拝受:10分
・合計約1時間
参拝に最適な時間帯
私が訪れたのは平日の午前中でした。
この時間帯は人が少なく、社殿の前で静かに向き合える時間が取れます。
特に朝の光が差し込む時間帯は、朱色の社殿が一層美しく輝きます。
休日や大型連休は混雑するため、静寂を求めるなら平日がおすすめです。
🎨 荘厳なる社殿と権現造の美
鳳来山東照宮の社殿は、国の重要文化財に指定されています。
その建築様式は、東照宮特有の「権現造(ごんげんづくり)」で、本殿・石の間・拝殿が一体となった複雑で壮麗な構造をしています。
何よりも目を引くのは、その色彩と彫刻の美しさです。
朱色を基調としつつも、極彩色に彩られた建物の随所には、見事な彫刻が施されています。
特に、唐門や拝殿に見られる、動植物や人物をモチーフにした彫刻群は圧巻です。






なぜこの色彩なのか
朱色には「魔除け」と「生命力」の意味があります。
極彩色の彩りは、ただの装飾ではなく、家康公への敬意と、繁栄・長寿・平和への祈りが込められています。
一つ一つの彫刻を見ていると、職人の「想い」が伝わってきます。
これは技術だけでなく、「祈り」で彫られているのだと感じました。
日光東照宮との違い
日光東照宮の豪華絢爛さとは異なり、鳳来山東照宮のそれは、周囲の深い緑と調和し、静謐な中に厳かさが際立っています。
霊山の静寂の中で、約400年の時を超えて守られてきた歴史を感じると、自然と背筋が伸びます。
拝殿でお参りをする際、周囲の音は一切聞こえず、聞こえるのは自分の呼吸と、風に揺れる木々の音だけ。
この空間こそが、家康公が深く信仰した理由の一つなのかもしれません。
🙏 参拝の証:神秘の御朱印を拝受
参拝を終え、いよいよ念願の御朱印をいただくために拝殿横の社務所へ。
御朱印は、単なるスタンプラリーではなく、その場所を訪れ、神仏にご縁を結んだ証です。
特に鳳来山東照宮の御朱印は、参拝者にとって特別な意味を持ちます。
社務所の方に丁寧に御朱印帳をお渡しし、待つことしばし。
戻ってきた御朱印帳を開くと、そこには力強く、そして清々しい墨書が。
中央には「鳳来山東照宮」の文字、そして「三つ葉葵」と「国重要文化財」の朱印。
朱色の社印は、深い緑の中の朱塗りの社殿を思わせる、鮮やかな色です。

御朱印に込められた意味
社務所の方に「この朱印にはどんな意味があるんですか?」と尋ねてみました。
「三つ葉葵」は徳川家の象徴。
「国重要文化財」の朱印は、この社殿が400年間、大切に守られてきた証。
その説明を聞いた瞬間、御朱印帳がただの「集め物」から、「旅の記憶そのもの」に変わりました。
私が特に感動したのは、御朱印とともにいただいた由緒書きです。
この御朱印をいただくことで、霊山のパワーと家康公の強運にあやかれるような、清らかな気持ちになりました。
御朱印帳に記されたこの墨書は、私が鳳来山東照宮という特別な場所を訪れ、その歴史と神秘に触れたことの、何物にも代えがたい「証」となりました。
自然な尋ね方のコツ
社務所の方は、こちらが興味を持って尋ねれば、丁寧に教えてくださいます。
「この朱印、とても立派ですね。どんな意味があるんですか?」
これだけで十分です。
忙しそうな時間帯は避け、平日の午前中など、比較的空いている時を選ぶとゆっくりお話を聞けます。
✨ 参拝を体験から体感に変える視点
今回の参拝を通して、私が気づいたことがあります。
それは、「場所と自分をつなぐ意識」の大切さです。
訪問前にやっておくべきこと
事前に、その場所の歴史や由来を少しだけ調べておく。
たった5分でも、当日の感じ方が全く変わります。
私が事前に知っておいてよかったのは、
・於大の方がここで祈祷し、家康が授かったこと
・日光・久能山と並ぶ「三大東照宮」であること
・権現造という特別な建築様式であること
これだけで、目の前の景色が「ただの風景」ではなく「物語の舞台」に変わります。
参拝中に意識すること
写真は後回しにして、まず「色」「彫刻」「空気」だけに集中してみてください。
スマホを見ながら見学すると、風景を消費してしまいます。
意識を、今ここに戻すことで、場所のエネルギーを受け取れます。
私が社殿で実践したのは、
・拝殿の前で一度立ち止まり、深呼吸を3回
・朱色の柱、極彩色の彫刻をゆっくり目で追う
・「なぜこの色なのか」「なぜこの配置なのか」と問いかけながら見る
無理に何かを感じようとしなくていい。
ただ「今ここにいる」だけで十分です。
この視点は、他の場所でも使える
この「場所と自分をつなぐ意識」は、鳳来山だけでなく、あなたがこれから訪れるすべての神社仏閣で応用できます。
どの場所にも「物語」「建築の意味」「象徴」があります。
それを知り、意識を向けることで、参拝は「消費」から「対話」に変わります。
🌿 終わりに:歴史と自然が織りなすパワースポット
鳳来山東照宮の参拝は、ただ観光地を訪れるのとは全く異なる体験でした。
深い歴史と、それを取り巻く豊かな自然が、訪れる者に清らかなエネルギーを与えてくれます。
車で気軽にアクセスできる利便性も、静寂の中で歴史を噛みしめる時間も、御朱印をいただく喜びも、全てがこの神聖な体験の一部です。
日常の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュしたい方、徳川家康公ゆかりの地で勝負運・開運の力をいただきたい方にとって、鳳来山東照宮はまさに訪れるべき聖地です。
あなたの御朱印帳にも、鳳来山東照宮の歴史とパワーを刻んでみませんか。
✨ 最後に
この記事が、あなたの参拝をより深いものにするきっかけになれば嬉しいです。
「心が動く場所の巡り方」を、これからも発信していきます。
※わたしが御朱印をもらうきっかけとなった伊勢神宮の体験記です。
