ちょっとオフラインラブについて語らせてくださいㅣNetflix
恋愛リアリティーショーに胡散臭さを感じる人にこそ、観てほしい。
これまで恋愛リアリティーショーは舐め回すように観てきた私ですが、『オフラインラブ』は視聴者として気づかされることがとても多く、さまざまな「配慮」を感じるハートフルな作品でした。初めて観るリアリティーショーとして大変おすすめできるなと思います。
その理由をつらつらと語らせていただきますね。
1,コンセプトとロケ地、カット割りの一貫性
簡単なあらすじ👉男女10人がフランス・ニースの地でデジタルデバイスを封印して10日間の観光を楽しむ。主に手紙や対面で心を通わせながら恋愛をするという番組。
スマホなしで旅行、恋愛って現代じゃ考えられないですよね。この令和に生まれるべくして生まれた番組コンセプトだなと思いました。スマホ等で“検索”ができないから、ガイドブックと現在地を照らし合わせて目的地に向かう。街中で偶然ばったり出会うのをひたすら待つ。写真が撮れないから美しい景色をひたすら目に焼き付ける。
デジタルデバイスがあれば数秒で終わってしまうやりとりも、手紙だといつ読んでくれるのかのタイムラグがあったりして時間がかかる。
その、いつもよりたっぷりと時間を使ってモノ・コトを進めていくスピード感と、ニースの美しい街並みだけのんびり写すカメラワークがマッチしていて、観ているだけで忙しない心が落ち着くんですよ。もちろん不便なこともあるけれど、丁寧に考えて決断したり、運命の出会いに心を躍らせたり、自分の気持ちにじっくり向き合う、豊かな時間の流れがなんだかとても尊いものに感じられました。
2、炎上させない配慮OF配慮
今回はMCが大優勝でしたね。令和ロマンさんの誰も炎上させない心あるイジリ。なんでそんなに鋭く人間を考察できるのだろう…痒い所に手が届く言語化力。そしてこれ以上はNO!という絶妙なラインでとどまる危機管理力。人間力の高さがにじみ出る言葉選びに脱帽です…
(※個人的にはコイズミさんの上下デニム+赤リップのスタイリングがドツボすぎて軽率に惚れてました)
MCだけではなく、全10話イッキ配信にしたからこそ炎上しそうなシーンのその先をすぐ観られるのがよかったし(アルとミミのデートのくだり)、出演者にヘイトが向くような言動はほとんど放送されていなかったように思う。ニースという街が10人をそうさせたのかもしれないけれど、なんだろう、観ていて番組側の「配慮」をものすごく感じたんですよね。だから邪念がなく、恋がはじまる瞬間のあの高揚感を純粋に楽しめたのだと思う。
3,名言が爆誕しまくっている!!!
めちゃくちゃメモしながら観てたので名言パッパッとだせます!笑
「運命の対義語は下見」「世が世なら天下取ってる」「酔拳みたいな恋愛」
令和ロマンのコメントがいちいち面白かった。MC側だけの動画で1話作って欲しいですね。
あとは出演者(特に女性陣)の恋のはじまりにおける対話スキルがとっても高くてわたくし、大変勉強になりました。特にミミさん。「ワッフルが食べたいの?それとも私と会いたいの?」「わたし雨好き。相合傘できるじゃん」完封勝利。
※下記はミミ先生のパンチライン特集です👇🏻
常に明るくてあざとい子って勘違いされやすいのかもしれないけれど、私は20歳でここまで周りに気を配って空気を冷めさせないってなかなかできることじゃないと思うし、彼女なりの痛みや苦しみを経験して得た対人スキルなんじゃないかなと…個人的には思ってます。
あと個人的にぶっ刺さったのが、芸人のケンスケ。抜けてるように見えて女子が言ってほしい言葉を、言ってほしいタイミングで全部言ってくれる!!!
「ずっと笑顔で人にやさしくいれて、そんな人は絶対自分に優しいわけないから」
泣くど😭😭この言葉本当に忘れらない。
次いつ会えるか分からない状況だったからこそ、伝えられるときに伝えておく。
スマホのある生活でもこれってすごく大切なことなんだと思う。思いは出し惜しみしちゃいけないと思いました。
久しぶりに良い作品に出会えたので、まとまりもなく綴ってしまいました。
私はどちらかというと、準備と計画によって夢や目標を叶えてきたいわゆる“下見”タイプだし、年を重ねるごとに「運命の出会い」というものを“諦める”傾向にあったのですが、たまには運命に身をゆだねて成り行き任せに動いてみてもいいのかも、なんて思ったりしました。
何でもガチガチに決めすぎない、ちょっとだけ心にゆとりをもつことが新しいきっかけやチャンスを呼ぶのだと、そう思わずにはいられません。
気になる方はぜひネットフリックス『オフラインラブ』を観てみてくださいね。そしてみなさんの感想をぜひ聞きたいです。
JIRIKO
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