1986年の日本RPG市場の熱狂 特集「続・RPG超特集パート1」(1986年8月号 )
いや、もうLOGINは何回「RPG超特集」をやれば気が済むんですか?
と言わんばかりのRPG特集が続くのが1986年という年である。
ちなみにこの特集が「パート1」とあるように、まだ続くのである。
それぐらい『ザナドゥ』、『ハイドライド2』、『夢幻の心臓Ⅱ』、『ブラスティー』が発売されたこの年は「RPGブーム」であり、LOGINだけでなく『コンプティーク』、『ポプコム』、『テクノポリス』なども「RPG特集」だらけの時代であった。
それぞれの雑誌も全盛期と言えるぐらいの売上を誇っていた時代であり、「パソコンは持っていないけどこれらの雑誌を買っていた」全国数十万の読者たちは「RPGってスゲー!」って熱狂していたのである。
『ドラゴンクエスト』がファミコンで発売されるのは、そうした熱狂に後押しされた部分が極めて強いし、エニックスはだからこそ「ファミコンでRPGを作る」という部分に勝機を見出していたのである。
いくらゲーム単体が優れていたとしても、この市場的熱狂が当時のゲームシーンに存在しなければ、その後のコンシューマー市場におけるRPGの熱狂というよりも市場支配は存在しなかったのだ。


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