奇跡舐めんな!
「奇跡ってのは最後まで諦めなかったヤツの上にしか降りてこねぇんだよ!」
――なんて熱い言葉だろう。
少年漫画なら、
ここで主人公が立ち上がる。
ボロボロの身体。
流れる血。
仲間の声。
絶望的な状況。
そして、
「まだ終わってねぇ!」
ドン!!!
奇跡が起きる。
最高である。
でも現実の私は、
奇跡が起きる前に帰る。
仕事でミスした。
「大丈夫、ここから奇跡が起きる!」
いや、
起きない。
普通に怒られる。
宝くじを買った。
「最後まで諦めなければ奇跡は起きる!」
当たらない。
300円。
終わり。
恋愛。
「諦めなければ、いつか振り向いてくれる!」
振り向かない。
むしろ、
ちょっと距離を取られる。
人生、
奇跡が起きる前に
現実という名のラスボスが強すぎる。
でも、
この言葉を馬鹿にするつもりはない。
むしろ私は、
こういう熱血理論が結構好きだ。
なぜなら、
奇跡って、
何もしない人のところには、
ほとんど起きないからだ。
スポーツでも、
最後まで諦めなかったからこそ、
逆転のチャンスが生まれる。
勉強でも、
最後まで続けたからこそ、
合格する可能性が生まれる。
仕事でも、
何度も挑戦したからこそ、
うまくいくことがある。
つまり、
奇跡とは、
「何もしていないのに突然空から降ってくるボーナス」
ではない。
**最後まで粘った人間だけが、
「奇跡が起きる可能性のある場所」
まで辿り着ける。**
これは確かにそうだと思う。
ただし。
ここからが、
無敵社会人の大事なところである。
奇跡を信じすぎるな。
何でもかんでも、
「最後まで諦めるな!」
で片付けるのも危険である。
明らかにブラックな会社。
毎日怒鳴られる。
休日も連絡が来る。
寝ても疲れが取れない。
それでも、
「いつか奇跡が起きて、この会社がホワイトになる!」
……
転職した方が早い。
明らかに自分に合っていない仕事。
何年やっても苦しい。
毎日向いていないと思う。
それでも、
「諦めなければ奇跡が……!」
……
いや、
方向転換という選択肢もある。
人生には、
「諦めないこと」が大切な場面と、
「諦める勇気」が必要な場面がある。
ここを間違えると、
熱血主人公ではなく、
ただの耐久力自慢の社畜になる。
だから私は、
奇跡をこう定義したい。
奇跡とは、
最後まで諦めなかった人間にだけ、
必ず起きるものではない。
でも、
最後まで諦めなかった人間にしか、
起きる可能性がないものでもある。
だから、
やってみる。
もう一回やってみる。
失敗したら、
またやってみる。
それでもダメなら、
一旦寝る。
そして、
明日の俺に任せる。
熱血漫画でも、
主人公は一晩くらい寝ている。
たぶん。
何度でも立ち上がれ。
最後まで諦めるな。
奇跡を待つんじゃない。
奇跡が起きてもおかしくないところまで、自分で歩いていけ。
そして、
そこまで歩いたのに何も起きなかったら――
今日は帰ろう。
人生は長い。
明日また挑戦すればいい。
奇跡舐めんな。
奇跡ってのは、
最後まで諦めなかったヤツの上にしか降りてこねぇんだよ!
……ただし、
定時は諦めて帰っていい。
それは奇跡じゃない。
権利である。
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考え直せ!
まだ遅くない。
本当にこの記事を読みたいのか?
変わりモンのアンタ嫌いじゃないよ💛