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面接に呼ばれる職務経歴書の書き方|「職歴概略」を起承転結でまとめる方法

「面接に呼ばれない」と悩む人の多くは、実は職務経歴書の書き方でつまずいています。なかでも1枚目に置く「職歴概略」は、書類選考の合否だけでなく、面接での自己紹介や志望動機まで左右する重要パートです。今回は、現場で求職者を見てきたキャリアアドバイザーが勧める「起承転結」で職歴概略を組み立てる方法を、実践的なポイントとともに紹介します。

職務経歴書が「甘く」できない理由

職務経歴書がしっかり書けていないと、そもそも面接に呼ばれません。「面接で会いさえすれば自分の良さを話せる」という人は多いのですが、その手前の書類で止まってしまえば、良さを伝える機会自体がなくなります。

つまり職務経歴書は、面接というスタートラインに立てるかどうかを決める書類なのです。

職歴概略とは?キャリアの「一等地」に書くもの

職歴概略とは、これまでの職歴に対してどんな思いで取り組み、どう成長してきたかを一連の流れとして書く部分です。分量の目安はA4用紙の半分〜4分の3程度。4分の1では短すぎます。

これは職務経歴書の1枚目、いわば「一等地」に置くべき内容です。書類は最初のページに一番目が留まるため、自分が最もアピールしたい情報をここに集約します。

職歴概略は「起承転結」で組み立てる

職歴概略は、起承転結の4パートで一連のストーリーとして書くと伝わりやすくなります。

起:今、自分は何をしている人か 営業なのかSEなのか、法人向けか個人向けか。数値化できる経験(年数・実績)を最初に示します。

承:業務の中身と役割 業務の割合、チーム内でのポジション、担当年数など、職歴の実態を具体的に書きます。

転:成長したエピソード 携わったプロジェクトでの課題と、それをどう乗り越えて成長したか。うまくいった話でも、失敗から学んだ話でも構いません。

結:今後どうしていきたいか 今の環境では実現できないことを、応募先でどう実現したいか。ここが結論であり、次に説明する「志望動機」そのものになります。

なぜ起承転結が自己紹介と志望動機を兼ねるのか?

面接官は書類を見た瞬間に「どんな人が来るのか」「会って何を聞こうか」を判断しています。職歴概略が起承転結でまとまっていれば、それがそのまま自己紹介の台本になります。

面接での自己紹介は、その場で考えると内容がばらついてしまいます。話すことを事前に決めておく必要があり、職務経歴書に書いた内容と同じ話をすればいいという状態を作っておくことが重要です。

さらに「結」で書いた今後の展望は、そのまま志望動機になります。「御社であれば、自分が目指す仕事ができると思った」という流れが自然にできるからです。

ここで注意したいのは、書類に書いたことと面接で話す内容を変えてはいけないという点です。面接官は書類の内容を前提に会っているため、そこと食い違う話をすると、「書いてあった人と違う」という印象を与えてしまいます。

書く内容の選び方:「聞かれたいこと」を書く

職歴を漫然と書き並べる必要はありません。自分の歴史の中で、聞かれたら雄弁に語れることを選んで書くのがポイントです。逆に、あまり聞かれたくないことは、嘘にならない範囲で省略して構いません。

実績を上げた部分を堂々と書けば、採用担当者はそこを掘り下げて質問してきます。その質問に対して具体的なエピソードで答えられるよう、あらかじめ「聞いてほしいこと」を職歴概略に仕込んでおくことが、書類選考と面接をつなぐ鍵になります。

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