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久々の台風の通過で西日本の各地では影響があったが


はじめに


 毎年のようにわが家は台風や大雨の影響から逃れるため、両親ともどもホテル避難を余儀なくされている。土砂災害の恐れのある場所に住み、これまで周囲が崩れたたときの雨量の経験を考慮しつつ、数日間の積算雨量で◯◯mm以上が予想されるなら避難と決めている。やはりそれなりにいろいろ影響が出る。

きょうはそんな話。

今回も


 わりとシーズンとしては早い時期の台風が通り過ぎていった。毎年のことだが身構える。そして場合によってはホテル避難。ここ5年ほどわが家では夏を中心に2回ほどの恒例行事となってしまった。

数日前から避難のためのホテルを予約して行動しはじめる。今回は、進路からみて西日本でもわが家のエリアに対して予想進路のブレの幅が小さく、ほぼそのとおりに推移した。真上を通過せずとも大雨をもたらすことがたびたび。今回は、直前にこの地ではそれほど降らないと判断して、予約をキャンセルできた。毎シーズンこんな作業をつづけている。

早めに行動


 昨年の経験からひとつ教訓があった。90代の両親は日ごろデイサービスを受けており、毎回決まった日時で行動する。昨年、避難が必要かもしれないと思ったタイミングはちょうど両親はその場所に出向いたあと。身構えて避難を決め、デイサービスの帰りの車を待って避難を開始しようという心づもりでいた。実際にそのように行動し始めたが、じつは微妙にタイミングがよくなかった。わずか2,30分ぐらいの差だろうか。

全員揃いこれから避難開始とわたしはハンドルを握った。あきらかに台風から離れる方角に避難を開始したわけだが、運転しはじめて数分後には急に見慣れた道路際で経験したことがないほどの暴風雨に巻き込まれてしまった。わずか数百メートル先の国道にはずらりと進めなくなった車が立ち往生していた。

ラジオでは


 カーラジオで聞くと、どうやら数百メートル先の川沿いが急速に水位が上がり通行止め状態とのこと。全国放送されていたのでよほど酷かったらしい。その川向こうの10kmほど先に避難先のホテルはある。前方の車列を見るとわずかずつ両方向の脇道へそれていく。さらに車が揺さぶられるほどの風とバケツをひっくり返すほどの雨。もはや埒が明かないと目の前のコンビニの駐車場に入った。ここでトイレを利用させてもらった。

ここで駐車させてもらい、30分ほど目の前動かなくなった車の列を見つめていた。前方に進むのは困難とみて、隣のファミリーレストランで夕食を済ますことに。ここで様子をみて行動しようとなった。

よくないタイミング


 ラジオの続報ではすでに川が氾濫危険水位を超えている箇所がまわりにいくつもあり、それとはべつのふだん使いの道路も冠水状態らしい。このままホテルまで向うのは難しく、Uターンしようと判断。やむなく元の家へ引き返すことにした。

この判断はのちに知ることになるが正しくて、数時間は先へは進めなかったらしい。これだけ情報通信が発達して、気象の状況が把握できるかのように思いがち。意外とメッシュは荒く、局所的には風雨の強弱などには思いの外、ムラやばらつきがあるものだと知れた。

おわりに

 上記の昨年の「失敗」から早めに判断し、行動するのが肝心とホテルのキャンセルを早めに行った。さいわいにもこの判断は正解だったし、余分な行動をせずに済み、家族ともどもわりと安全を確保できた状態で身を落ち着けることができた。

かすかな影響といえば、仕事を休む届けのキャンセルが必要だったことと、台風通過後に急いで洗濯した白衣を職場へ持参し忘れたぐらいで済んだ。


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