会合のついでにひさびさにハンドメイドの店に出向いたのだが
はじめに
送別会と歓迎会を兼ねた行事に参加するまえに、はやく着いたのでハンドメイドの店に立ち寄った。デッサン用の用具を買うため。一昨年の引っ越し時に描いた油絵のほとんどと額縁を処分した。ふたたび絵を描きたくなったのに、クロッキーデッサン用のえんぴつすら手もちがない。店でいろいろさがしまわった結果は…。
きょうはそんな話。
場所は
ひさびさに中心市街地に出る。住み家から中心市街地へは列車で20分弱。いつものしごと場と方向はおなじだが、以前ほど立ち寄らない。郊外の街道上にあるショッピングモールやネット通販で買う機会が増えたからか。
立ち寄るのは会合や出張時、それからなにかべつの用時があるときに限られる。今回も、目的の場所までどのくらいかかるかわからず早く着いてしまった。せっかくなので近くのハンドメイドの店に寄った。
店に入って
ここは全国チェーンの店。手づくりに必要な品々が豊富にあると思っていた。以前ならばまずは現品を確認したいときここへ足が向いたもの。ところが時間の経過をここで感じることに。ここへ来たのは何年ぶりだろう。そのあいだに品々の場所が大幅に変わっている。
とにかく一品ずつさがしまわらないと見つからない。案内表示がほぼ見当たらない。下階までおりて店の入口の案内板で確認しなさいということだろうか。おそらくこのフロアだろうと進むと、そのフロアの棚をひとつずつほぼとにかく見てまわらないと目的のものをさがし当てられない。ジャンルわけされているのだろうが、一見するとちまちました品々なのでわかりにくい。
置いているもの・いないもの
わたしが嗜好する物品がマイナーなものが多いのだろうか、それとも世のヒトビトの手づくり品の傾向が大幅に変わりつつあるのだろうか。この店にならぶ品々を見て、この店がオープンした十数年まえとくらべ、さまがかりしたと感じた。売れすじを置く方針に切り替えたのかもしれない。
一例をあげるとパネルをつくるハリパネ、木工用の細木各種、アニメ作製用のスクリーントーンやロットリングペン。これらはあきらかに昭和・平成を感じやすいのかもしれない。すべて置いてなかった。ハリパネはいまでもつかいそうだが。
いちばん探したかったものは
この店で吟味したかった品はデッサン用のえんぴつ。おそらくこれはあるだろうと予想はしていたが、結果はほそぼそと数種あるのみ。これは絶滅危惧種なのかもしれない。どうにか4Bと6Bのえんぴつを手に入れた。のこりは数本だった。つぎに来る機会があったらそののこりをわたしが買うことになるのかもしれない。数年後にはどうなっているだろう。
おわりに
ここは全国展開の店だが、ここでの品ぞろえはオープン時の十数年前ですらそれほど目を見張るほどとは言えなかった。地方の1店舗にすぎないし、都心にある店とくらべるとさすがにスペースはかぎられ、置けるものを精選したにちがいなかった。それから年月を経てやはり新規で開店した周辺の店とくらべると、どこか平成感を漂わせている。このままになってしまうのか。
いったんテコ入れしたほうが⋯と感じなくもない。この店の管理者だったらどうするだろう。ここを訪れる客層をみわたしたが意外とわたしの年代は少なく若い方が多そう。放課後すぐの時間帯。この周辺の中・高校生たちはこの店には多くない。
ここを平日の放課後や仕事帰りに訪れる客層と置いてある品々がマッチしているといい切れない感じがしてどこかチグハグ。かといって休日あたりにハンドメイドするには品ぞろえが…。いったいどの年代や客層に照準を合わせているのだろう。わたしの要求が高すぎるのだろうか。それならばネットで買えばいいという声が聞こえてきそう。
「中途半端」という言葉があたまにうかぶ。ここを利用するより足の便のあまりよくない老舗の画材店のほうにやっぱりむかうべきだったのかと思いつつ店を出て予定した会場へむかった。
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